初心者MTGプレイヤーが1ヶ月でヒステリックのプラチナ1まで上り詰めた件!!!!

自己紹介

はじめましての方ははじめまして。
そうでない方はご機嫌よう。
KMIFと申します。普段はロリババアばかり書いているしがない物書きです。
この記事ではMTG初心者の私がいかにしてMTGアリーナのプラチナ1まで上り詰めたかを書いていきます。
なお、おそらく一般的な構築からは外れていると思いますのでご容赦ください

挑戦した理由とその経緯

まずはじめになぜ私がプラチナ1を目指そうかと思ったかというとワタル(@urwataru)様の作品

に強い影響を受けたからです。
MTG自体は数ヶ月ほど前に友人から勧められて紙とアリーナを始めたのですがそこまでガチでやってはおらず、まぁ暇があればという感じで進めておりました。
しかしワタル様の作品を読み、友人からの強いプッシュもありMTG熱が湧き上がりせっかくだからやってみようと思った次第です。

組んだデッキ

私が組んだデッキはズバリこちら!!

名付けて墓地蜘蛛・改!!!!

墓地蜘蛛・改


デッキコンセプトとしてはとにかくマナを貯め墓地を肥やしありとあらゆるところから蜘蛛を出しまくるデッキです!!

‪……‬おそらくMTG歴の長い方が見たらなんじゃこりゃ、と思うデッキかもしれません。
構築の相談に乗ってくれた友人曰く

“蜘蛛”というのはとにかく不遇な部族でろくなサポートもなく、到達持ちだけがアイデンティティだから新規はちょいちょい来るけど強くはない(意訳)

という、かなり玄人好みなカード群らしいです。

ただなぜ私がこれに惹かれたかというと、紙で最初に組んだデッキが蜘蛛だったんです。こちらはスリヴァーと多相を組み合わせて能力共有を狙うデッキタイプでしたがそれはさておき。
実際に組んでみると意外や意外。蜘蛛って強いのでは、というのが私の感想でした

蜘蛛のここが強い!!

1.ほぼ全てのクリーチャーを止められる!!
2.墓地肥やしと相性がいい!!
3.できることの幅が広い!!

この3点について解説をしていこうと思います!!

1.ほぼ全てのクリーチャーを止められる!!


MTGには多種多様なクリーチャーが存在し、それらはそれぞれ特別な能力を持っています。
接死、毒、飛行‪……‬などなど。いずれも何の対策も立てていなければ一方的に殴り殺されます。

しかし蜘蛛の強みは一度盤面を展開することができれば持久戦に持ち込めることです。

蜘蛛の発生


蜘蛛の発生をはじめとして蜘蛛には多くのトークンを生み出すカードが存在します。
ほとんどのカードゲームでは数を並べることが重要で、それはMTGでも変わりません。それらはある時は主人を守る壁となり、またある時は敵を穿つ弾として献身的な働きを見せてくれます。

そして蜘蛛トークンが優秀なのは到達を待ち合わせていることです。これによりほぼ全てのクリーチャーを止められます。

墓後家蜘蛛、イシュカナ


また、墓後家蜘蛛イシュカナのように蜘蛛の数だけ相手にダメージを与えるバーン系のカードも存在します。これにより相手の攻撃を凌ぎつつライフを削り、数でゴリ押す戦法も取れるわけです。

2.墓地肥やしと相性がいい!!



孵卵場の蜘蛛

先述の蜘蛛の発生然り孵卵場の蜘蛛然り蜘蛛には墓地肥やしとのシナジーがあるカードが存在します。
墓地は第二の手札とも言いますが蜘蛛に関してはまさしくそれです。先ほど述べました通り持久戦になればなるほど強みを増していくのが蜘蛛デッキだと思っています。

レンと次元壊し


カウンターを貯めるまで時間はかかりますがレンと次元壊しによって墓地のカードまで自在に使えるようになればもう相手はなす術がありません。
実際その状態になるとほとんどの対戦相手がサレンダーを選択されました。

戦慄の猟犬

そして地味に厄介なのがこのカード。
戦慄の猟犬です。
敵味方問わずクリーチャーが死亡すると相手に1点のダメージを与えます。当然トークンを出しまくる蜘蛛とのシナジーは抜群。
しかも墓地肥やしを行うにあたってライブラリからクリーチャーが置かれてもダメージを与えられる、かなり優秀なクリーチャーです。

いずれも単体だとやや癖が強いですが組み合わせると非常に凶悪なカードへと変貌します。

3.できることの幅が広い!!

ここまで色々と語ってきましたが勘のいい方はもうお気づきでしょう。
そう、蜘蛛って実は結構器用なんです。

トークンを並べるだけではなくそれを用いたバーン、コンボにも繋げることが可能。

厄介な害獣、ブレックス

厄介な害獣、ブレックスや血母、イシュカナのようなバンプアップ要員も存在するので殴り合いになっても強く、

空漁師の蜘蛛


さらには空漁師の蜘蛛のように相手を除去しつつライフを回復させる効果まで持ち合わせているものもいます。
ドラゴンや恐竜、猫のように豊富なサポートを有しているわけではありませんが実はすごい子たちなのです!!

蜘蛛の弱いところ

‪……‬と、ここまでベタ褒めしましたが決して万能なわけではありません。当然ながら苦手な相手もいます。
これまで対戦してきた中で不利だと感じたのは

・バーン、ビートダウンのような墓地肥やしが間に合わないほど速いデッキ
・無限トークンのような自分以上の手数を持つコンボ系のデッキ
・トランプルを持つ超大型クリーチャー群

もちろんこれらを相手にしても勝つことはありますがやはり苦手ですし、不利です。よほど上手く回ったか相手にミスがない限り劣勢を強いられます。
このデッキ自体初動が遅くクリーチャーも重めであるため先手を取られ続けるとかなり厳しいです。相手が息切れする前に準備を整えなければならないのでそこまで凌ぐのは結構大変でした。

なぜプラチナまで上がれたか?

推し語りが長くなってしまいましたがいよいよ本題に移りましょう。
これまで述べてきた通り、このデッキには墓地肥やしとトークン生成によるボードアドバンテージの獲得という明確な強みと武器がある反面初速が遅く、妨害が苦手という重大な欠点があります。

実際プラチナ3までは結構すんなり上がれたのですがプラチナ2から1に行くまでがかなり大変でした。負け越して3に落ちたことも1度や2度じゃありません。

ならばなぜプラチナ1に達することができたのでしょう?

たまたま有利な相手と連戦になったから?
デッキが上手く回ったから?
相手のプレミがあったから?

もちろんそれも要因の一つではありますが違います。
最大の要因は

欠点を切り捨て、強みを特化させる

これに尽きます。
おそらく定石からは大きく外れているでしょうし歴戦のMTGプレイヤーの方から見れば私のデッキはチグハグなロマン砲に過ぎないかもしれません。

これは私の持論ですがカードゲームに限らず対戦ゲームでは如何に自分の得意を押し付けるかが重要だと思っています。
下手にガードを上げて手数を減らすよりガードを捨ててその分のリソースを他に分けたわけです。

その結果、面白いほどにハマりました。

パワーもタフネスも圧倒的なドラゴンがひ弱な蜘蛛トークン一体に堰き止められ、手札と後続が尽きたゴブリンたちがさらに巨大な群れによって轢き殺され、天使たちがコツコツ稼いだライフがバーンで削られていく‪……‬!!

実に痛快!!
蜘蛛最高!!

と、気分が乗ってしまいましたがそれはさておき。
初心者で環境はもちろん定石すら理解できていない私が勝ち続けることができたのはひとえに得意分野を磨き続け、構築を変えていったからだと思っています。
ぶっちゃけ蜘蛛たちのことが本当に好きだからこそここまで向き合うことができたと思ってます。
最初はスリヴァーたちのことが気になってたんですけど今は完全に蜘蛛愛好家になってしまいました。
やはり好きという気持ちは最大の原動力であり、強みでもあると実感しました。

さいごに

さて、ここまで読んでいただいてどうだったでしょうか?
大半が蜘蛛語りになってしまいましたが少しでも参考になったのならば幸いです。
不遇とされている蜘蛛ですらここまでいいところを見つけられたのですから皆様の推しカードたちにもきっと他に負けない強みがあることでしょう!!

それでは今回はこの辺で!!
ありがとうございました!!




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