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ステーブルコインの仕組み

LUNA/UST騒動が勃発し
ステーブルコインに対しての不安が高まった。

では
ステーブルコインは安全といえるのか?
そもそも、どのような仕組みになってるのか?
今後、改善されるのか?

解説していきたいと思います!

USTの暴落

テラブロックチェーンで開発された
USTトークン(ステーブルコイン)
価格が常に1ドルに連動されるようになっている。

分散型金融(DeFi)で預けることによる年利が
他のステーブルコインとは比較して
かなり高く注目を集めていた。

しかし、5月12日
ドル価格と連動されてるはずが、価格差が出てしまった。
多くの投資家は、危険を察知しUSTとLUNAを手放してしまい、大暴落となってしまった。

ステーブルコイン

ステーブルコインとは
価格が一定で保たれるように設計された仮想通貨の一つです。

ドル($)の価格と連動し
価格が一定であるため、暴落を避けて変換先に使われたり
法人同士の決済に使われやすくなっています。

暴騰暴落がないので
安心して保管できると言えます。
しかし、そのステーブルコインが暴落が起きてしまいました。

どうやって価格が一定になっているのか?

ステーブルコインには3つの種類があります。

・法定通貨担保型
・仮想通貨担保型
・担保資産無

法定通貨担保型 とは
円やドルなどの法定通貨を担保にし
担保にされている金額に応じて同じ枚数の通貨を発行することで
価格を安定させています。

つまり、担保としている
法定通貨の信用がなくなってしまったり流出してしまうと
暴落してしまうリスクがあります。

代表的な例が
Tether(USDT)テザー

仮想通貨担保型 とは
法定通貨ではなく
ビットコインやイーサリアムなどの
仮想通貨を担保にして価格を安定するように設計されています。
法定通貨担保型に比べると、担保にしているものの信用力が弱いため
法定通貨担保型に比べると保証力は下がります。

代表的な例が
DAI

担保資産無型 とは
担保になるものがない代わりに
発行された通貨の枚数をアルゴリズムでバランスを保つように設計されています。

代表的な例
USD

今回、暴落し仮想通貨の大ニュースとなったのが
ステーブルコインとして稼働していた

無担保型
USD

テラの大きな特徴は、「アンカープロトコル」と呼ばれる独自のサービスです。これは、投資家がテラを預け入れると、年利およそ20%の利回りを得ることができるとされ、テラを保有する投資家のうち6割から7割程度が利用していたとみられます。

暴落のきっかけの1つとなったのが、このアンカーでした。

5月に入って、アンカーから大量の引き出しが発生したとの情報がSNSで駆け巡り、それが投資家の相次ぐ引き出しにつながり、いわば取り付け騒ぎのような状況となったのです。テラやルナへの不信感が広がり、売りが売りを呼ぶ形となって、ドルとの連動性を保てなくなったのです。

今後の見通し

仮想通貨で価格が安定している通貨は
扱いやすく、決済手段としてもとても相性が良いです。

仮想通貨業界では、会社間での支払いにも採用されています。
国を跨ぐ国際送金よりも便利だからです!

しかし、ステーブルコインは
法定通貨と同様で、法定通貨の価格に連動しているものであり
マネーロンダリングなどに悪用されるのではないかと
規制が強まっていく可能性があります。

ステーブルコインはどこで買えるの?

現在、日本の取引所では
取り扱いされていません。
海外取引所で購入する必要があります。

購入の流れ

日本取引所で購入(GMOコイン)
手数料が安く一番おすすめ

海外取引所へ送金(Binance)
世界で一番大きい取引所

日本取引所で購入した通貨をステーブルコインへ変換

こちらの記事で詳しく解説しています!

合わせてこちらも参考にして
お得に仮想通貨を購入してください。

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