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ふれあそび とは

ふれあそび とは、
ふれあい を あそぶ こと、
または、
ふれあい で あそぶ ことです。

ふれあい とは、
誰か または 何かに触れ、
触れたもの と相互作用することです。

つまり、ふれあそび は、
何か触れたものとの相互作用を
楽しむ遊びです。

触れる対象は、
人でもいいですし、物でもいいです。
目に見えるものでもいいですし、
目に見えないものでもいいです。
自分の外側にあるものでもいいですし、
自分の内側にあるものでもいいです。
解剖学的な身体でもいいですし、
思考や感情といった
精神的なものでもいいです。
目に見えるものに触れるときでも、
目に見える触れ方もありますし、
目に見えない触れ方もあります。

何かに触れると、感覚が生じます。
その感覚にともなって、
たとえば動きが生じます。
そして、
それからさらに別の感覚が生まれ、
さらに感覚から動きが生じると、
連鎖反応が続いてきます。

特に、自分の意志で制御できないもの、
たとえば誰か別の人とふれあうと、
お互いの感覚、動きの相互作用が
カオス的になりやすく、
傍から見ると、
まるで即興ダンスのように
見えたりもします。

感覚から生じるのは、動きだけでなく、
気持ちやイメージなどもあります。
そして、気持ちやイメージは、
さらに感覚や動きを生じさせ、
ここでも連鎖反応が生じます。
そんなときは、
まるでその場と違う、
別の空間にいるような印象、
あるいは、
別の誰か、別の生き物として、
物語の世界を生きているような印象を
味わったりすることさえあります。
そんな想像の世界で遊ぶことも
ふれあい とも言えるのですが、
ある ふれあい で生じた何かを遊ぶ
という意味で、
ふれあそび は、
ふれあい 「で」 あそぶ こと、
とも言えると思っています。

自分の外でふれあっているものと
相互に影響し合う一方、
自分の内では、
感覚、動き、気持ち、イメージが
互いに関わり合いながら
変化していきます。

その変化は、制御も予測も不能で、
そのために意外な面白いことが
相手との間や自分の中で起きたりします。

そんな ふれあそび を楽しんでいる、
ある ふれあそびと が、
体験したこと、
それを通して、感じたこと、
考えたことを、
これから『ふれあそびと』に
書き散らしていこうと思います。

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