失敗は悪いことなのか
みなさんは失敗をしてしまう事について、どう思いますか?
「失敗をすることはなるべく避けるべきだ」
「失敗はしてもよいが、そこから学ぶことが大事」
など様々な考え方があると思います。
授業をしているなかで、
「自分の答えに自信が無いのかな?」
と感じてしまうような反応を見ることがあります。
これは失敗を恐れているからなのか?という事で、
「失敗は咎めるべきか、寛容になるべきか」
について少し考えてみたいと思います。
よろしくお願いします。
答えを見ようとすると、答えを隠してしまうような子というのは、集団だろうと個別だろうと見られると思います。
私はこのような答えを隠してしまうような子に、少し心配のような気持ちを抱いてしまうことがあります。
その理由は、
「将来失敗を恐れたり、自分というものを表現することを恐れないか」
というものです。
私自身も小学生であったり中学生であった時には、隠すまではしませんでしたが、先生によってはあまり見られたくないというのがありました。
その当時に考えていたことを完全に記憶しているわけではないですが、恐らくもし間違えていたらそれを見られるのが嫌だったのだと思います。
先生に見られて間違いを指摘されると、周りの人にも間違えたことが知られてしまうので嫌だったのかなと思います。
今思うと、当時は周りの人に自分というものを表現することが苦手ではありました。
今では、表現をしなければいけない立場でもあるので慣れましたが、、、
なぜこのように考えてしまうのかというと、
「間違えることが嫌だ、間違いを知られたくない」
という思いだったと思います。
なぜ克服できたのかといえば、
「自分自身にある程度の自信がついたから」
だと思います。
間違いを指摘されてしまうと、まるで自分が否定されたかのような気持ちになってしまうのかもしれません。
指摘する側はそのようなことを考えていなくても、指摘される側はそう感じていることもあると思います。
なので私は生徒の答えを見るときは、
「間違った答えであっても、自分で考えたことを認める」
ということを意識しています。
ですが生徒が持ってしまっている、答えを見られたくないという思いは、なかなか消えないんですよね。
そこは大人が、
「失敗をすることに寛容になる、あるいは認めるなどして、失敗を恥ずかしいと思わなくなるようにする」
ということは大事だと思います。
ということで、今回は
「間違いを悪いと思ってしまう」
ことについて書きました。
間違いも含めて自分を表現できるようにしていきたいですね。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。
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