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ユーザーと本気で向き合うプロダクトづくりを、これからも。エンジニアになって10年、はじめての転職でログラスを選んだ理由

ログラスプロダクトチームでは『Loglass Tech Blog Sprint』というテックブログを運営しているほか、多くのエンジニアが強固な開発カルチャーの魅力を発信しています。
#Loglass Engineer Highlightでは、エンジニア個人の魅力にフォーカスし、入社背景や未来への想いについて深堀りしていきます。


この記事では、2024年4月に入社したWebアプリケーションエンジニア、石畑のこれまでと、ログラスへ入社に至った経緯をシニアエンジニアリングマネージャー飯田との対談形式でお話しいただきました。

株式会社ログラス エンジニア 石畑@pekepek
2014年Sansan株式会社に新卒として入社。データ統括部門で名刺データ化システムの開発をはじめ、新規サービスの開発やプロダクトマネジメントを経験。その後、新規事業のチームに異動し、エンジニアリングマネージャーとして開発組織のマネジメントを担当。
2024年4月にログラスに入社。現在は「Loglass 経営管理」の機能開発に従事。

株式会社ログラス シニアエンジニアリングマネージャー飯田@ysk_118
2015年に株式会社クラウドワークスに入社。エンジニア、スクラムマスター、プロダクトオーナーを経て、2019年から執行役員として開発部門の統括を行う。現在は株式会社ログラスにてソフトウェアエンジニアとしてプロダクト開発に携わったのち、1人目のエンジニアリングマネージャーを担当。現在はシニアエンジニアリングマネージャーとして開発組織を統括している。

メガSaaS企業の10年間で経験した「結集」文化と自身の成長

飯田:石畑さんがSansan株式会社(以下、Sansan)に入社した2014年当時は勢いのあるSaaSベンチャー企業というイメージが強かったです。なぜ新卒でベンチャー企業に入社しようと思ったのですか?

石畑:正直にいうと、当時はSaaSやベンチャーにこだわって就職活動をしていたわけではありません。漠然と「Webサービスを作っている会社に行きたい」という思いだけがあり、さまざまな企業を見ていました。その中でも「本当に社会的に価値があるプロダクトを作っていて、エンジニアがそのプロダクト作りに積極的に関わっている環境に行きたい」という思いがあり、その軸に当てはまっていたのがSansanだと感じ、入社を決めました。」

飯田:Sansanで印象に残っている経験はありますか?

石畑:プロダクトの仕様検討から携わることができ、「ビジネス価値を高める・ユーザーに価値を感じてもらえるプロダクトにするにはどうしたらいいか?」を考えながら開発できたことです。Sansanではデータを統括する部門で、名刺のデータ化システムや組織・人物データベースの開発に携わってきました。データというコアな部分で、Sansanの各プロダクトの価値を高めていけることや、CPOや各プロダクトのPdMとシステム仕様を議論しながら、開発することができ、とても面白かったです。技術だけではない「プロダクト価値」を意識できるようになったと思います。

飯田:Sansanはとてもユーザー目線が強い会社のイメージがあります。それを支えるカルチャーはどのようなものなのでしょうか?

石畑:SansanのValueに「強みを活かし、結集する」というものがあり、私はこの価値観を大事にしてきました。良いプロダクトを作るためには、エンジニアだけでなく、PdMやデザイナーと力を合わせる必要があります。そして、それをユーザーに届けるために営業やCSの力が必要です。さらに、その組織自体を支えてくれるバックオフィスの方々もいないと会社が存続することができません。全員がそろって初めて良いプロダクトになる。本当に「1人では何もできないな」と感じています。
私は音楽をずっとやっていたので、「それぞれ全然違う楽器を演奏してるのに、全体で一つの音楽になる」というチームが理想だなと考えているのですが、Sansanにはそのような環境がありました。

飯田:「1人では何もできない」と感じられるのはいいことですよね。ログラスも開発部門とビジネス部門との連携が強固で、企業経営のデータという秘匿性の高いものを扱う性質上、コーポレートと協力することも多いため、とても共感できました。
素晴らしい環境だったと思うのですが、転職を検討し始めた背景には何があったのでしょうか?
石畑:10年というのが大きな節目だったと考えています。会社が成長し、1000人を超えるような大きな組織になっていくことを自分の目で見つづけて、やり切ったと感じる部分がありました。そして、何より10年間素晴らしいメンバーに支えられてきたことで、その関係性の中でどんな仕事もある程度うまく回るようになってきました。「全然できない」と思うことが減り、例えできないことがあっても、良くも悪くも責められないというか。こうした中で自分自身がコンフォートゾーンに入っている感覚が強くなっていったことが、転職の背景です。

飯田:私もコンフォートゾーンに入った経験があります。居心地がいい環境に居心地が悪くなるというか。ログラスはどういった経緯で知ったのでしょうか?

石畑:転職エージェントからの紹介がきっかけでした。正直、私は10年間一度も転職活動をしてこなかったので、ログラスのことはまったく知らなかったです。転職活動を始めたばかりの頃は、「転職するのにこれまでと同じことをするのもな」と考え、Sansanとは全く違う業界で、社会課題が自分にとってイメージしやすかった物流や教育、医療などに興味を持っており、ログラスのほかに10社程度の企業とお会いしました。

コンフォートゾーンから一歩先へ。日本にインパクトを出すプロダクトへの、新たなチャレンジ

飯田:その中だとログラスはBtoBの業務系SaaSです。そして、「経営管理」「予算管理」など比較的わかりづらいドメインだと思いますが、どこに魅力を感じていただけたのでしょうか?

石畑:2点あります。
1点目は、CEO布川さんのピッチを観てワクワクしたからです。この動画で、これまで馴染みのない経営や経営企画の課題が理解でき、ログラスは特定の産業や領域だけでなく、日本全体にインパクトを出せるようなプロダクトだというイメージが湧きました。

2点目は、プロダクトのデザインに惹かれたことです。
Sansanで業務アプリケーションの開発を経験していく中で、ユーザーに価値を届けることや、ビジネスにインパクトを出すために、UI/UX は特に重要な要素だと考えていました。ログラスについては、プロダクトだけでなく、コーポレートサイトや面談資料などからもデザインを大事にし、価値を届けるために細部まで作り込んでいることを感じました。

飯田:プロダクトのUI/UXは実際にお客様からも好評をいただいている点なので、嬉しいですね。ログラス入社の決め手はどんな部分でしょうか?

石畑:プロダクトの魅力や組織の強さから今後の可能性を感じられ、そこに対して自分が熱意を持って開発していけるイメージが湧いたからです。
また、選考中に複数のエンジニアメンバーと話をした中で、それぞれがプロダクト価値について語っていることがとても印象的でした。
この印象は入社した今も変わっておらず、エンジニアが顧客の勉強会やユーザーインタビューを行うなど、「ただ作る」のではなく、ユーザー価値に本気で向き合っていると感じます。
私は「良いプロダクトを作る」、「プロダクト価値にコミットする」という同じ志をもったチームで働きたかったので、魅力的に感じました。

飯田:一貫して「ユーザーに届ける価値」を考えている点がログラスに合っているなと思いました。私も選考を担当したメンバーも「絶対に石畑さんと働きたい」と感じていたので、入社いただけて本当によかったです。石畑さんは直近1年エンジニアリングマネジャーをやられていましたが、今回はいちエンジニアとして参画いただいています。選考時も「エンジニアリングマネージャーではなくエンジニアとして入社したい」と伝えてくれていましたが、どうしてエンジニアに戻ろうと思ったのでしょうか?

石畑:プレイングマネージャーとして動いていた頃も含めて4年ほどマネジメントをやってきましたが、技術は好きで変わらず学んでいたので、直近はまた開発で価値を出したいという思いがありました。ただ、開発だけをやりたいということでもなく、「良いプロダクトをつくるために必要なことはなんでもやりたい」と考えていました。
ログラスでは特定の役割に限定せず、プロダクトや組織が成長する中で変わっていくべきだと考えているので、まずはもっとビジネスを学び、プロダクトマネジメントの面でも価値を出していきたいです。また、組織成長のためにEMとしての経験も生かせることがたくさんあるだろうと思っています。

10年間の経験を生かし、プロダクトを考える役割も目指す

飯田:急成長する企業では役割は流動的に変化していきますからね。実際にログラスに入社してからはギャップはありましたか?

石畑:カルチャーについては、良い意味でイメージ通りでした。面接やメンバーの発信などでも知っていたのですが、「10分勉強会」などの自律的に学ぶカルチャーや、イベント登壇やテックブログなどの発信文化を身近に感じています。そして、どのメンバーもそれを「開発チームやプロダクトを良くしたい」「技術に対する学びを深めたい」という前向きな気持ちで取り組んでいるのがすごいと思いました。

また、これもイメージ通りですが、組織が急拡大する中でまだまだ整備されていないところが多くあるなと感じています。足りない部分も他人事にならずに、ボトムアップに改善していくのがログラスの良いところです。しかし、根本的な大きな改善は難しいので、トップダウンで意思決定を進めるなど、フェーズにあった最適な方法と向き合えるといいと考えています。

飯田:ありがとうございます。最後にログラスで挑戦したいことを教えてください!

石畑:短期的には、まずは開発でしっかり価値を発揮するために、プロダクトやドメイン、事業の理解を深めていきたいです。そこできちんと成果を出し、ゆくゆくはプロダクトを考える側の役割にシフトしていけるといいなと考えています。その先にまたピープルマネージャーとして開発組織に向き合うのか、ビジネス理解を深めて事業に向き合うのかはまだ決めていません。これからの経験の中で見つけていきたいです。


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