メルカリをはじめた。不用品が売れた。
持っている服を全部クリーニングに出したくなる。
食具を全てハイターにつけたくなる。
シンクやお風呂を磨きたくなる。
部屋を全面的に模様替えしたくなる。
その行動の一種だ。
持っている物を捨てたくなる。
心機一転、家財道具を売りに出すことにした。
知っていたが、なんとなくアンチの感情があったために登録していなかったメルカリを登録してみた。
「こんな使い古した家財道具どうせ売れないから、売れなかったら別のところに売ればいいや」
と思い、とりあえず、使わなくなったものからどんどん投稿した。
しばらく別のことをして、メルカリを見てみる。すると、「いいね」がたくさんきていた。メルカリへの不信感は高まった。
「サクラが「いいね!」おしてるのでは?」「初めての投稿だから、もっと利用してもらうためにメルカリの回し者たちが「いいね!」をおしているのでは?」
と思っていた。
すると、翌日。
私の投稿した不用品に買うと手を挙げた人がいた。
数日後、その方が支払いを済ませた通知がきた。
売れた。
驚きながら、発送準備をし、送り出した。買ってくれた方にはお礼のメッセージを送った。
こんな不用品が売れるんだなと思った。
まだ使ってくれる人がいるなら、引き取ってもらい使ってもらった方がモノたちにもいいだろう。粗大ゴミで出したら大変な金額になるが、出品してるわけだから私にもお金は支払われる。
メルカリにアンチな感情を抱いていたことや、「いいね!」を押しているのはメルカリの回し者たちと思ってしまったことは反省だ。
多くの人がこうやって個人的にモノの売買をしている現代の消費のスタイルがやや覗けたようだった。
メルカリ、もうしばらく使ってみよう。
メルカリをはじめた。不用品が売れた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?