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金曜日の夜。

今日は金曜日だ。

17時に退勤するとサラリーマンたちがぞろぞろと飲みに行っていた。ここは早ければ平日の15時くらいからサラリーマンたちの飲み会が始まる。

彼/彼女らはこれから何軒梯子するのだろう。

終電の車内は飲んでなくても酔っ払いそうなくらいにアルコールが充満してそうだ。金曜日の終電とその一本前、土曜の始発とその次の電車は地獄だよな。


大学生のまだ後先考えてなかった頃は2、3軒梯子するのが当然のようになっていた。その頃は、割り勘負けしたくないのもあって、好きなだけお酒を飲んでいた。

いつからか「明日もあるしな」「これから家まで帰らなきゃいけないんだよな」とか、そういうことが気になって、あまり外出先で飲酒することはなくなった。

自制が効いているわけではほとんどない。お酒にえらく強いわけでもない。

ただのめんどくさがりなのだ。


誰かに迷惑をかけるのはめんどくさいし、酔っ払ってよくわからないうちに何かに巻き込まれたくもないし、二日酔になるのもそれもまた面倒だ。家には自分の足でたどり着きたい。


対して、自宅はいい。

準備も片付けも自分でするわけだし、飲み始めるのも適当に始められる。料理を作りながら飲み始めることだってできる。料理やお酒が足りなければ、自分の塩梅で何かを付け足せばいい。消費税も8%で済む。

自宅、最高じゃん。


いやはや、この調子では出不精になりそうだ。


私も1度だけでいいから、仕事終わりのサラリーマンたちのようにクッタクタになるくらいまで、ちょっといいお店を何軒も何軒も梯子して飲み歩いてみたい。


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