どうしよっかなぁ、の無限ループ
先日の暖かさはどこに行ってしまったのかと思うくらいに、今日は寒い。雨も降っている。曇天だ。
朝から頭の中で
「どうしよっかなぁ」
が無限ループしている。
けたたましく鳴るアラームを止め、
どうしよっかなぁ、とりあえず布団から出てみよう。
どうしよっかなぁ、とりあえずPodcast聴きながら朝ごはん食べよう、お弁当を作ろう、お皿を洗おう、着替えてみよう、どうしよっかなぁ。
あらあら、電車の時間に遅れる。
ゴミ出しして、そそくさと駅に急ぐ。
あらあら、電車も遅れてる。
出勤時間間に合うのかな。
どうしよっかなぁ。
通勤ラッシュの時間帯で遅延している。激混みだ。前の列車で体調不良の人が出たとかで電車は止まる。
そりゃ、こんなに激混みで雨の日に体調崩さないわけがないよな、と体調不良の人を思う。電車に乗って元気に出勤できている人のほうが、少し変なのではないかとさえ思えてくる。
遅延してる路線とそうでない路線を巧みに乗り換え、会社の最寄りの駅に着く。改札を出て、小走りでオフィスへ行く。高層階行きのエレベーターに乗った時点で2分の遅刻。
社員さんたちにあいさつをして、作業を始める。なんだか、今日は忙しいようだ。
忙しい間はよかった。何も考えず、作業をすればいいから。
少し余裕が出てくると、再びあいつが脳内を駆け巡る。
どうしよっかなぁ。どうすっかなぁ。どうしよっかなぁ。
終業時間前15分くらいは、ずっとそれがループしている。
今日の作業を終えて、駅に向かう。どうしよっかなぁ、が渦巻いたままだが、今日はまだまだこれからだ。とりあえず、次の目的地に向かおう。
相変わらず、電車は遅れている。
はぁ、どうしよっかなぁ。
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