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韓国ドラマ 「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」 vol.1

「時空を超えたファンタジー・ラブロマンス」

そう書くと、いかにも「韓国ドラマ」という感じでなんだかな?とお思いかもしれない。しかし、これが、まぁぁ、よかった。

お話の内容も画面の美しさも俳優陣もどれを取ってもよかった。散りばめられた色々が全て噛み合っていた。

【あらすじ】 高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。
 そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。
 一方、シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出したせいで、シンと死神の男二人の奇妙な同居生活がスタート。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。
 同じ頃、死神はウンタクのバイト先のチキン店の社長、サニー(ユ・インナ)と出会う。シンはウンタクに、死神はサニーに振り回されながらも、それぞれに芽生えた恋心を自覚。やがて、シン、ウンタク、死神、サニーの4人の恋と数奇な運命が動き始める。

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主人公トッケビ/キム・シン役(左から2人目男性)はコン・ユ。

あまりにも、かっこよすぎて、経歴を調べたら、慶熙大学校演劇映画科博士課程卒だと。博士課程卒って、レベルが違う。本作では「第53回百想芸術大賞 - TV部門 男子最優秀演技賞」を受賞している。

トッケビと同居生活をする死神/ワン・ユ役(右端男性)はイ・ドンウク。

はい、最近のイケメン!って感じ。こんな端正な顔立ちで高身長で、そりゃモデルもできますよ。はい、イケメン。悲しい顔も困惑した顔もイケメン。

そして、トッケビを無に帰す唯一の存在、チ・ウンタク役(左端)はキム・ゴウン。

顔がツルッとしてて、一重で、韓国っぽい整形もしてなさそうで、とても失礼だけどもTHEかわいいという訳ではないなと思った。しかし、これが、また、話が進むごとに、だんだん良くなる。最終的には、キム・ゴウン好き!ってなる。

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イケメンですね。

借金取りにウンタクが襲われた時に、死神とトッケビが助けに来るシーン。

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ウンタクがトッケビと死神と一緒に新年を迎えた時に、ウンタクがこの時はかっこよかった!って言ってたけど、本当に、これはかっこよかった。視聴者の私もやられました。かっこよかったです。私も危機的な状況になったら切に祈ろうと思いました。

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はい、この笑顔ですね。こちらまで幸せになる。

武臣として勝利をあげ続けたキム・シンだったが、王にその強さを恨まれ、家族共々、王命により殺される。自身もまた王命により死刑となるも、成仏できず、トッケビとなり生き続ける。自分の家臣や自分を支えてくれた人の最期を見送り続けるシン。

生まれる前に母が事故にあい死に直面する。母親は「生きたい」と願うことにより、トッケビに助けられる。ウンタクは、その後、生まれる。母親を9歳で亡くし、叔母家族に引き取られるも、苦しい生活を強いられる。叔母家族からも高校の同級生からも担任教師からもいじめられ続けるウンタク。

自分が何者かわからず、しかし前世で何か「大罪を犯した」ということだけがわかっている死神。最愛の人に今世で出会うも、自身が死神であることを言えず、自分自信が何者かわからないことも言うことができず苦しむ。死んだ人々を見送りながら、自分が誰なのかを探し続ける。

ずっと悲しい人生だった3人には少しでも笑っていて欲しい。詳しくは、本編を見てください。

このドラマで気になった点が2点。

まず、ドラマの随所に出てくる「花」。調べれば調べるほどによくできている。その場面にはその花でないといけない理由がある。実に細かい。

もう1点が、このドラマにおける「死神」および死生観なるもの。これは、東アジア特有なのだろうか。わからないけど、少なくともインドとは異なる。

このふたつをvo.2、vol.3として投稿してみたい。

まだ見てない方にはネタバレになる。しかし、もう広く見られている作品であるため気にせずに書くことにする。ネタバレが嫌な方は、見てから、vol.2、vol.3の記事に進んでもらいたい。

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