「ずっと、いつか声をかけようと思っていて、、、」
今、私には、足繁く通っているところがある。毎日同じルート、同じ時間帯にそこに行く。そこでは、私は異質でしかない存在だ。
毎日通っていると以前からそこに通っている人たちに気がつかれるようになり、2週間もすれば、お互いに「あ、今日も来てるな」と認識し合えるようになる。
毎日同じことの繰り返しだが、今日は少し動きがあった。
私が用件を済ませ帰ろうと思い靴置き場に向かう。すると、よく見かける夫婦が玄関の椅子に座っている。「おじさんとおばさん、座ってるな」と思い靴を取ろうとした時