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*2019年からの日記*

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なにかあったときに書く日記。
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2019年9月の記事一覧

》おたおめ まいぶらざー《

FacebookとLINE、cloudのカレンダーは毎日「ともだち」の誕生日を教えてくれる。通知を切っているため、数日後に誕生日だったんだと気がつくことがほとんどだ。 歴史の授業で一番苦手だったのは、年号と日付を覚えること。 恋人と付き合い始めてからも「記念日」を忘れてしまう。以前付き合っていた人から、当時「今日、何の日だと思う?」と聞かれて、「何だっけな?なんかあったっけ?ごめん、それより、今日、何月何日だっけ?」っと答えたことがある。相手は「そういうとこだよ」と笑って

荷造りが苦手な君のお見送り

これで何回目だろうか。 数え切れないくらい、君のお見送りをしている。 荷造りが苦手な君は、相変わらず直前になるまで準備をしない。 「準備できた?」と聞く。「まだ」と君。 いつになっても準備が終わらない君に、いつもハラハラする。 「いつになったらできるの?」と聞く。 「わかんないけど、間に合うから大丈夫だよ」とヘラヘラ笑う。 こちらは気が気ではないことを君は知らないだろう。 出発前日。 ドタバタと準備が始まる。 「あれどこ行ったけ?」「あ、これ入れてなかった」 家中、大騒ぎ

電気がついただけで、すごく嬉しかったこと。

「いつも通り」が壊されることが一番苦手だ。 最初からなかったらなかったで別にいい。でも、あるなら、あり続けてほしい。 昨晩、停電した。 研究室から帰ろうと片付けをしていたところだった。 廊下を歩いていると、突然、真っ暗になって、非常用の電気が点いた。 非常用の電気はオレンジ色の明かりで、いつもは白色の電気なため少し温かみがあるやや幻想的な雰囲気だった。 しかし、それは廊下だけの話だ。 研究室は真っ暗だ。もちろん外も真っ暗。光っているのは雷だけだった。 Twit

君に徴兵制の手紙が届いたこと。

「行きたくないよ」 という君になんと声をかければいいのかわからない。 「元気に戻ってきてね」 としか、言いようがない。 韓国のアイドルが兵役に行くとき、日本で徴兵制は話題になる。 軍隊に行く前最後のライブでファンたちとしばしのお別れをし、 兵役が明けたら、帰ってきたよ!のライブをする。 日本には徴兵制はないから、韓国のアイドルたちから現代の徴兵制を知ったと言っても過言ではない。 しかし、アイドルだから、全く身近には感じていなかった。 私自身、韓国アイドルグル

今、会いに行きます。

突然会いたくなった。 航空券を探してみたら、さほど値段も高くなかった。 もうこれっきりになるかもしれない。しばらく会えないのは確かだ。 もしかしたら、今がベストタイミングなのではないか。 これは行くしかないのかもしれない。 この前、君と電話をしていたとき、君は少し日本語を忘れかけていた。 「英語で喋ってもいいよ」 と言うと、サラサラ言いたいことが出てくる。 何ヶ国語もできるかっこよさを見せつけられたが、日本語を忘れかけていたのが少し寂しかった。 日本で過ごし