同性愛 時々 異性愛 ~14話~
次の日、私の目が覚めたのはお昼過ぎだった。二日酔いで頭が痛く、体調は最悪だった。横を見ると莉子の姿はない。ズキズキと痛む頭で必死に昨日の出来事を思い出した。今日は一体誰なんだろう。隣に居ないことからするにメグではないことは確かだった。
寝室を出て廊下を歩くと、昨日私がマコに浴びせた非道な言動を思い出した。最低だったと自分の発言を顧みると同時に謝罪せねばと思い、莉子の姿を探した。しかしリビングに行くが、やはり莉子の姿はない。もしかして今日は莉子の人格で、仕事に行ったのかも