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憧れの存在と「下ネタ」のプロが並ぶ大冒険キャスティング!|『奥森皐月の公私混同<収録後記>』第3回

テレ朝動画のオリジナル番組定額見放題サービス「logirl(ロガール)」で毎週配信中の『奥森皐月の公私混同』。そのスピンオフのテキスト版として、MCの奥森皐月が番組収録のウラ話や感想、各回のオススメポイントなどを自ら執筆する連載コラムです。番組で発表した「ゲストを表す四字熟語」も改めて紹介します。

好きなことを好きなだけできている幸せを感じます

先日知人に「奥森さん、お笑いライブ行ってない日ある?ってぐらい行ってますね」と言われました。
行ってない日もあります、高校2年生17歳の奥森皐月です。

logirlにて毎週木曜18時から、私がMCを務める番組『奥森皐月の公私混同』が配信されています。
公私混同を観ている人こそが、この世の誰よりも最先端だと言われているそうです。
このnoteを読んでくださっているあなたが、これからはトレンドを作っていくことでしょう。

「ライトな層を完全に置いていく宇宙一マニアックなトーク番組」をテーマに、毎週ゲストの方々とディープなお話を繰り広げています。突然ハガキ職人さんの個人名を挙げたり、昔のラジオ番組のひとつの放送回について語ったりと相変わらず大暴れです。

それでも追いかけ続けてくれる人を、私は一生を懸けて幸せにしてあげたいな。

このnoteでは収録後記として、番組収録のウラ話や収録を通して感じたことを奥森の目線で書いていきます。
今回は、諭吉佳作/menさん・囲碁将棋さん・松井咲子さん・ルシファー吉岡さんがゲストにいらした第10回から第13回までの振り返り。

改めて並びを見ると、大冒険キャスティングです。
好きな人をお呼びして、好きなことを好きなだけできている幸せを感じる。

logirlの本編とこの記事をあわせてご覧いただくと、一番楽しめるのではないかと思います。
ぜひよろしくお願いします!

#10 諭吉佳作/men:この胸の高鳴りは…恋?

番組がスタートしてすぐ、番組プロデューサーのTPに会いたい人物としてお伝えしました。
私の大大大好きなアーティストである諭吉佳作/menさん。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 #10 諭吉佳作/men』

音楽活動を始められたばかりのころ、同世代で同じ中学生でこんなにも素晴らしい作品を作る人がいるのかと衝撃を受けました。紛れもなく私が影響を受けているひとりです。

ゲストに決まってからお会いできるまで、ずっとドキドキが止まらなかった。当日も、お会いするまでの時間は味わったことのない胸の高鳴りを感じました。

第9回まではお笑いの話題が中心だったため、私自身も「おもしろさ」を意識していました。ゲストの方にも、おもしろいと思ってもらえるように振る舞っていたのですが、この回はまったく違う。
憧れの諭吉さんに少しでも「かわいい」と思ってもらいたい……という謎の感情が働きました。
いつにも増して涙袋のキラキラも増やしてしまったし。恋?

収録中はただ楽しく幸せな時間でした。
一度、諭吉さんへの想いを語ろうとしたところ完全に泣きそうになった部分があります。これまで積み重ねてきた気持ちが溢れて感情が昂りました。
MCが勝手にしゃべって泣くのはかなり意味がわからないぞ?という冷静な客観の奥森がその涙を抑え込んでくれたのでよかったです。

こんなにもたっぷりと諭吉さんがお話をされる機会は貴重で、とてもありがたかった。
謎に包まれているイメージでしたが、目の前にするとかわいらしく愛嬌のある魅力的な方だなぁと感じました。

そして、「奥森、これやっときな!」のコーナーでは一緒に制服ディズニーをしませんか?という提案をしていただき昇天。

この日が最終回でも許せました、うれしすぎる。
実現した際にはすぐにお知らせしますね。
諭吉佳作/menさんにお会いすることがひとつの目標だったため、それが叶った至福の回でした。
ここからは諭吉さんと仲よくなることが目標。ありがとう公私混同。

<諭吉佳作/menさんを表す四字熟語>鏡花水月
はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることのできないもののたとえ。また、感じ取れても説明できない奥深い趣のたとえ。(新明解四字熟語辞典より)

#11 囲碁将棋:目の前で囲碁将棋が“囲碁将棋している”

2021年、注目を浴びている芸人さんのひと組なのではないでしょうか。
おふたりとも40歳で芸歴17年目となった今、どうしてここまでの人気になっているのか純粋に興味がありお呼びしました。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 #11 囲碁将棋』

何より、ネットラジオアプリGERAにて配信中の『囲碁将棋の情熱スリーポイント』があまりにもおもしろすぎる。おふたりのトークを目の前で見たいという、ファンの願望がTPと合致しました。

本物の囲碁将棋さんは想像を遥かに上回る大きさと、人柄のよさでした。
私からすると囲碁将棋さんはもうベテラン芸人さんなのですが、お会いするなり芸歴1年目かと思うほどのハキハキ挨拶をしてくださって感動しました。お優しい……。

本編では、序盤から私のお笑いを観すぎているオタク感が滲み出てしまったのか「もっと時間を大切にしたほうがいい」「お笑いを観すぎていて変態」と言われてしまいました。
変態呼ばわりされているのに、にこにこ喜んでいる自分が画面に映っていたときは相当キモかったです。気をつけます。

囲碁将棋さんのこれまでについてお聞きしたところ、どこにも明かしていなかった情報をたくさん教えてくださりました。
囲碁将棋は襲名制、現在は8代目、国に守られている芸人であること、などなど。
ファンの方必見の内容だったのではないでしょうか。今からでも遅くないので絶対に観てほしい。おふたりのすべてを知ることができます。

収録中にも言ったのですが、目の前で囲碁将棋が“囲碁将棋している”のを観られて最高でした。ふたりが会話するだけで、もうそれがひとつの漫才みたい。「囲碁将棋ブランド」のようなものを感じました。
お会いしてからより好きになってしまい、収録後すぐに大宮でのライブチケットを予約。すっかり私も囲碁将棋ファンです。

ここから、さらなる活躍が期待されている囲碁将棋さん。
テレビでも囲碁将棋しているところを観たいですね。

ちなみにサムネイルの写真の身長差がエグすぎると、少しTwitterがざわついていたのですが、あれは詐欺写真です。
囲碁将棋のおふたりが少しだけ高さのある台に乗った状態で撮影しました。
ネタバラシするタイミングもなかったので、ここで白状します。

<囲碁将棋さんを表す四字熟語>面目躍如
世間の評価に値する活躍をしていて、生き生きとしているさま。また、名声・世間体などがよりよくなるさま。(新明解四字熟語辞典より)

#12 松井咲子:「お茶会」「平甲子園」「トゥーマス」「ポポゴリラ」…

お笑いラジオ語り回の第2弾。
松井咲子さんのことはお笑い好き・ラジオ好きとして存じ上げており、ぜひお話をお聞きしたいと思っていました。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 #12 松井咲子』

『JUNK 山里亮太の不毛な議論』リスナーとして有名な松井さんですが、そのほかのお笑いの趣味はあまりわかりませんでした。そのため、収録中に好きなお笑いをどんどん知れたのが楽しかったです。
お互いに「あ、この人ガチだな」と確信したためか、かなりフルスロットルでお笑いラジオ愛を語り合えました。

開始早々に松井さんが「ジャーゲジョージさん」という元ハガキ職人で作家さんの名前を挙げていてビビりかけました。すぐに「『SCHOOL OF LOCK!』とかやられている方ですね!」と返せてよかったです。
あの瞬間にこの回の成功が決まったのではないかと思います。

番組中盤からは「私的ラジオ神回ベスト3」と題し、お互いに好きなラジオ放送を発表し合いました。それぞれの好みが出つつ、共感できることも多くて楽しい企画でした。
ちなみにTPもベスト3を考えてくださりましたが、打ち合わせのときに「たった3つに絞るのはあまりにも酷だ」と言っていて笑いました。ベスト3と決めたのはTPなのに……。

スタジオにいる松井さん、奥森、TPの全員がアルピーANNリスナーの家族だという事実がとてもエモーショナルでした。2021年に「お茶会」、「平甲子園」、「トゥーマス」、「ポポゴリラ」、という単語を声に出して言えた幸せな日です。

帰り際、松井さんが台本にメモを残されて帰られていたそうです。

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こんなの好きになってしまうに決まっている。いい人すぎる。
お綺麗で、スタイルがよくて、ピアノも弾けて、お笑い好きで、人格者。
何も勝ち目がなくてつらいですが、素敵な人で大好きになりました。
またラジオ振り返り回はやりたいです。

<松井咲子さんを表す四字熟語>一意専心
他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。(新明解四字熟語辞典より)

#13 ルシファー吉岡:下ネタのプロが放つ最もドラマティックな「きゅんです」

『奥森皐月の公私混同』では最近、サムネイルのおもしろさを追求しがちになっています。
ルシファー吉岡さんも、奥森との並びがよさそうという点から即決定しました。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 #13 ルシファー吉岡』

もともとルシファーさんのネタが大好きで頻繁にネタ動画は観ているのですが、本人のキャラクターやこれまでのことはあまり知りませんでした。
そのため、芸人さんになるまでのお話をじっくりと聞けてよかったです。

また、何よりも気になっていたのが「下ネタ」について。
上品さすら感じるルシファーさんのネタの不思議を解き明かしたいと思っていました。
照れない、一理あると思わせる、など具体的な説明がどれもわかりやすくおもしろかったです。

私からお聞きしておいて失礼なのですが、女子高生の前で話すのはかなり難易度の高いトークだったかと思います。
ところが、その紳士的な口調と美しい言葉遣いからまったくいやらしさのない、上質なお話をしていただけました。さすが下ネタのプロ。かっこいいです。

トーク中のルシファーさんから醸し出されている「役者感」が凄まじかったのですが、皆さんは感じましたでしょうか。
数年後には、朝ドラの重要な役を演じるような俳優さんになっているのでは?
カメラが回っていないときもずっとそのテンションでした、根本からああいう人なのかな。

ルシファーさんに女子高生カルチャーを教えるという、異文化交流の時間もなかなか楽しかったです。「きゅんです」を知らないとのことで、TikTokを教えるといういかにもJKらしいことができました。いい具合にルシファーさんがおじさんでした。

ただ、演技力の高さとおもしろさでTikTok史上最もドラマティックな「きゅんです」が完成してしまいました。
この動画、本当にTikTokに投稿したらバズるのでは?
どんな出来になっているかは、番組本編と番組公式Twitterでお確かめください!

<ルシファー吉岡さんを表す四字熟語>明目張胆
恐れることなく、思い切って事に当たること。また、はばかることなく、公然と物事をやってのけること。(新明解四字熟語辞典より)

先日『奥森皐月の公私混同』公式Twitterアカウントが開設されました。
私が連載させていただいているQJWeb「奥森皐月は傍若無人」との共同運営アカウントです。

番組と連載の最新情報や裏話を投稿するほか、私もツイートをしています!
観に行ったお笑いライブなど、日常的なことも載せているのでぜひフォローよろしくお願いします。
フォローしてくださった瞬間に大きな声でありがとうございます!と叫びますよ。

また、番組やこのnoteの感想などは #奥森皐月の公私混同 をつけて投稿していただけるとうれしいです。

番組ではメールも募集しています。
ゲスト案、奥森にオススメしたいエンタメ情報、叱咤激励、ふつおた、お悩み相談、大喜利のお題などなんでもOKです。

受付メールアドレスは

s-okumori@tv-asahi.co.jp

まで。お待ちしております。

『奥森皐月の公私混同』は毎週木曜18時に最新回が公開

最新回公開直後の1時間は無料でご覧いただけるので、ぜひチェックしてみてください!

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(写真:『奥森皐月の公私混同』

次回のnoteでは「あれ、この番組のゲスト、学生時代暗かった人が多くない?」を中心に書く予定です。お楽しみに。