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『ファクターXの正体』シリーズ

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新型コロナウィルスの日本における感染は諸外国とは異なる。この要因を『ファクターX』と称しているが、未だその実態は明らかにされていない。本シリーズは、独自視点でオープンデータを統計…
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記事一覧

オミクロン株で岸田首相は全面的な鎖国政策断行だが

オミクロン株(変異株「B.1.1.529」)が世界で拡大し、WHOは懸念される変異株(VOC)に指定…

政府分科会の辞書には「反省」の文字が無いのか

新型コロナの政府分科会が新指標に合意したと報じられた。政府分科会尾身会長は、新指標につい…

リスクを取らない事が最大のリスクだ

話題のCM『UQUEEN』のワンフレーズ『リスクを取らない事が最大のリスクだ』は、マーク・ザッカ…

偏向する専門家に騙されない、データと事実に基づくワクチン接種の判断

ワクチンは若年層も接種すべきか、という問いに対する発信で公平な論述が殆ど存在しない。接種…

ついに医療体制に対して強制力発動

いよいよ医療機関、医療資源に対しての政府、自治体の協力要請が始まった。遅すぎるという批判…

現在のインフォデミックは歴史の教訓「五つの教訓」に反する所業だ

最近の報道、メディアの姿勢などに憤りを感じ、危機感を持っているが、名著とされる『昭和史』…

東京五輪無事閉幕、そしてメディアの暴走が再開

東京五輪が無事閉幕した。 多くの感動を生み出し、同時に多くの悔しさ、次につながるドラマが生まれた。五輪は、他の国際大会と比べても、難民も含めた多くの国家、民族の出場選手が参加し多様性が尊重されている。開催種目も、単一で企画として成立するメジャースポーツだけでなく、多くのマイナースポーツ、地域性にも考慮した種目により、種目の多様性と、その普及に大きな効果がある。これらは横のつながりとして成立する。ノーサイドの精神はラクビー特有のものではなく、全スポーツに共通する事が各種目戦い

リスク管理視点で考えるコロナ感染出口戦略

危機管理とリスク管理の違いを理解しない、間違った認識が拡散されている事に大きな危機感を感…

感染拡大の虚実、専門家の言わんとする事と発信される情報のギャップ

過去最多の感染状況だとメディアでは危機を煽り続け、地上波でテレビ専門家は一般市民も矛盾に…

西村大臣事件の真の問題性になぜ迫らない

西村大臣の法的根拠の無い酒類提供に纏わる民業圧迫発言、優越的地位の乱用は、法治国家として…

ワクチンパスポートに潜む問題性

ワクチン接種者に対して何らかのサービスを提供するパスポートと言う考え方が海外から発信され…

「万にひとつでも東京五輪が成功すると日本の感染症対策が死ぬ」に全力で抗議する

岩田健太郎氏が「万にひとつでも東京五輪が成功すると日本の感染症対策が死ぬ」【私が東京五輪…

情弱が産み出す国民感情に政治は寄り添えるのか

リスク評価に対応する科学的対応策だけでなく、国民感情に寄り添い勘案するべきだとの主張をす…

ゼロリスク原理主義の浸透は社会壊滅を招く

日本人と欧米人の心理的比較分析として昔からよく言われていたのが、コップ半分の水をどの様に考えるかだった。欧米人は、『まだ半分もある』と未来に向けて積極的な姿勢で、半分の水を使いながらも増やしていこうとポジティブに考える。一方、日本人は、『もう半分しかない』と将来の不安を極大化させて、なんとかこの半分の水を守り抜こうと考え、ネガティブな思考に陥る。 この違いは本来的には一長一短あるのだ。『まだ半分もある』という思考回路は、当然の事ながら、大きなベネフィットを得る可能性もあるが