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プロテインはまだ不味い

6月のジム通い進捗:
週5〜6ペースを維持。筋トレが楽しすぎる。ただ、日常に組み込まれてしまったために筋肉痛というご褒美イベントが発生しなくなってしまったのは玉に瑕だ。痛みでこそ肉体の所在を感じていたというのに。まぁそれは最悪、新しくピアスでも開けたら代替できるでしょう。

さて、楽しくなってくるとギャル的インストラクターさんにそれが見破られて大変発破をかけられるようになる。「その重り、軽いっすよね?」と言いながらニヤニヤ近づいてきてより重い重りと取り替えられる。
そして歯を食いしばっていると、「笑って笑って〜」と顔を覗き込まれ、一瞬の視線の交換、そのあとあちらはニッコリしてこちらは笑いながら歯を食いしばるという芸当を披露する。最高である。
終わったあとにすぐさま重りを置くと私は本物の笑顔になることができるが、もうギャルは私を見ていない。汗が付着したマシンにアルコールスプレーをかけて布でふきふきしているインターバルの30秒、たまらなくいい気分になる。

そしてプロテインはまだ不味い。ココア味を牛乳で割って飲んでいるのだが、やはりこれは小学5年生ぐらいの女子児童がバレンタインデーに生成する生焼け菓子とまったく同じ味と思えてならない。
しかし、飲んだあとはすぐにレタスなどでお口直しすれば問題ないことに気づいて無事継続できている。
てっきりプロテイン側に懐柔されておいしいなどと内面化した発言をするようになると思っていたが(なぜなら偽物の感情を増大させておいたほうが楽だから)、どうやらまだ違うようだ。
不味いと思いながら飲み続けられているというのは、個人的に驚くべきことであり、結構うれしい!

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