勘違いと思い込みの正体

ディズニーランドは誰もを夢中にさせるテーマパークですね。この理想と現実には大人が作り上げたギャップがあります。しかし、だからといってミッキーの「中の人」がいるのを知っていても楽しいですね。人は現実を知りながらもその場の今を楽しむことのできる大変優秀な生き物です。こどもたちの中には、人形を見たときに泣いてしまう子がいたりします。一体なぜでしょうか。

どんな生き物も、自分が詳しく知らないものを恐れます。触ったことのない機械を動かそうとはしませんし、知らない道をなんの警戒もなく通りませんし、普段関わりのない生き物と触れ合おうとはしません。知らないから恐れている、この恐れの正体は「勘違い・思い込み」です。自身の知識・経験(総じて記憶)に基づいた本能的な防衛本能です。

しかし、現代人において「知らない」ことはほぼ無くせます。なぜならインターネットで先人たちの記録したデータや統計(科学的根拠といいます)という後先と根拠を調べられるからです。つまりここで言う「勘違いと思い込み」の原因は「調べていない」であり、その原因は「調べようともしていない・調べるという習慣がない」であり、そしてその原因は「調べるという教育を受けていない・調べるための端末や本を買うお金がない・面倒だ」になります。調べるという教育を受けていない人・極度の貧乏人という”例外”を除けば、ただの「怠惰」が根本的原因であることに気づきます。現代における多くの「勘違いと思い込み」の原因は「怠惰」です。

しかし本質的に気づかなければならないのは、「怠惰の原因」です。

理解の浅い人は「そんなのは本人がめんどくさがりな性格なだけでしょう?」と答えます。もちろん性格が原因ですが、ではさらに「めんどくさがりな性格になった原因」まで思考を掘り下げましたか?

ズバリ、「生まれ育った環境」です。さらに理解の浅い人は「環境のせいにするなんて未熟だ」ということでしょう。未熟なのは複雑な社会構造を読み解くことのできない思考と理解の浅いご自身です。

この続きは「貧乏の仕組み」にて。



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