2024.6-7

6月と7月の話。

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唐突にMBTIにハマる。
優勢・補助・劣等・対立機能、第一機能第二機能みたいな単語を頑張って覚えようとしていた。そのためにMBTIにハマっている人たちの文章を読み漁るうち「INTPがINFPを遠回しにめちゃくちゃ貶しているnote」にぶつかり、熱が冷める。私は時期によってINFP、INTP、ENFJあたりを行き来しています。

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イオンシネマ海老名で劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトを見る。

それ以降、寝ても起きても脳の一部でスタァライトについて考えるようになり、気付けば7月も終わろうとしている。

いま最も楽しみなことは、8/8発売のスタァライトの完全新作ノベルゲームをプレイすること。スタァライトは舞台女優を目指す高校生9人を中心にしたストーリーで、このゲームもある劇を演じることを巡る物語であり、
なんと! 劇中劇の配役を完全に自由に選べる。
つまり 9!=36万2880通りの配役が、ある。

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大学でデモが行われ、Twitterで冷笑的なツイートやそれに対する反論などが飛び交う。私は基本的にデモ的なものを肯定したいと思っている。
Twitter上で政治に関して話すときは「自分の書いた言葉がどう読まれるか」をとても強く意識するから疲れる。誤読されるのも嫌だし、自分の言葉が自分の意図に反する影響を及ぼすものになったら最悪だ。

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『代替行動の臨床実践ガイド』北大路書房 (2022) 横光健吾ら編・著
を読む。課題の関係で手に取ったがとても良い本だった。

以下は本を読んで考えたことだけど、たとえば怖くて歩けないことに困っているとして、もし目的が歩くことにあるなら、恐怖をなくす必要はなく怖がりながら歩けるようになるだけで良い。それは怖いという気持ちを無くすことよりずっと簡単な、現実的な救いに見える。救いは現実的なほうが完璧に近いと思う、強度が高いと思う。

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幽霊会員をしていたサークルに今期初めて参加。楽しかった。勉強になった。本当のほうの素人質問ばかりしたのに、全く嫌な感じなく過ごせてありがたかった。あとえびたまご?のやつが美味しかった。夏休みはもっと顔出したいです、他の団体も。

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病気になり発熱。

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椅子を投げ、襖を壊す。

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人と話したり人とご飯を食べたり人と授業を受けたりする。時期を忘れたけど久しぶりに会った人と立ち話ができたりして、良かった。友達・知人は少数精鋭でやらせてもらっています。全員それぞれに眩しくて私はずっと照らされている。

人を光だと感じるとき、ひるがえって自分は照らされる石に過ぎないと思うし、その不釣り合いさから罪悪感を持つ。そうした私にとっての光であるところの推しが、雑誌インタビューで「自分にとってファンはどんな存在?」と聞かれ、出した答えが衝撃的だった。

Q.100 自分にとってファンはどんな存在?
支えであり光です。お互いがお互いの光でありたいと思っています。

LARME060 Ask PARUTAN 100 Questions

一方が光であるとき、他方もまた光だという関係もあるんだと思った。光と影だけではない、光と光という関係もあり得るんだと思った。

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試験やプレゼン、レポートをやる。完成度はさておき出来て良かったし、やれて良かった。
昨年度からずいぶん遠くまできたと思う。変化について、これまで歩いてきた旅路を振り返るような感慨深さがある。しみじみ、みたいな。変わることは失うことではないはずだと強く思う。

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集英社 りぼん 公式サイト (shueisha.co.jp)
「きみのことがだいすき」を読む。
百合でも道徳の教科書でもない、女の子と女の子の恋愛の話で、完璧に少女漫画で、本当に良かった。

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行けなかった演奏会の音源が公開されていて嬉しい。全部ほんとうによかったけど「生きる理由」と「君のそばで会おう」が特に好き。「光よ、そして緑」も本当に好き。

だけど 僕たちの恋は決して終わりはしない 
なぜなら 終わらせないと僕が決めたから
に、とても好きな小説の一節を思い出した。似ているようで核となる部分が異なる言葉かもしれない、どちらも好き。

  一人でも恋はできるから、もう泣かない。 

ゴーストハント7 扉を開けて(小野不由美)

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課題に区切りが付いたため、春学期を頑張ってから買おうと思っていた有線イヤフォンを購入。Final E3000、楽しみ。

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「あの夏の防波堤」のMVが本当に良いので、見てください。


良い歌詞
  どんなに星が綺麗だって、触れられないくらいきみが遠かった。
  あの夏の防波堤、今も潮騒が聞こえる。想いは、いつも波のようにずっと打ち寄せる。

良い映像
  ・初恋の自覚と失恋の予感が同じひとつの手紙によってもたらされるシーン
  ・好きな人に自分じゃない人が書いたラブレターを渡すという、自発的失恋行動としての擬似告白行為
  ・人の手紙を盗み見る指先の震え

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