簡易フェイスシールド ver.3モデルを製作しました
こんにちは、ヤフーのオープンコラボレーションスペース「LODGE」です。
LODGEでは、物資不足が続く医療現場へ、フェイスシールドを製作・無償提供するアクションを続けています。
前回の記事では初期の試作モデルについてご紹介しました。
ver.3モデルを製作、提供開始しました
初期モデルのフィードバックをもとにver.3を検討。「早く」「大量に」医療現場にお届けすることを優先し、引き続きレーザーカッターによる製作を前提としました。
山形大学工学部の川上先生が発案したモデルを試作、若干カスタマイズを加えました。アクリルフレームの”しなり”を残しつつ、顔面への飛沫の付着を最大限防ぐ工夫をしています
・医療現場で代替可能なパーツであること
・再利用ができること
・現在入手可能な素材であること
をマストとし、高透明のクリアファイルと、ゴムを利用しています。本体はアクリル素材のため、次亜塩素酸での消毒、再利用が可能です。
今まで同様、クリアファイルを切り取るだけで製作できる、より簡易な使い捨て型のタイプも同梱しています。
まだまだ医療現場での物資不足は続いています。LODGEは引き続き、できる限りの最善の方法を検討し、寄付や協力してくださる方々との連携のうえ、医療現場へのサポートを続けてまいります。
現在、製作次第、事前コミュニケーションのあった医療現場へ優先的にお届けしています。現段階でのご提供受付はいたしかねますのでご了承ください。