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ヤフーでのマネージャー経験は心身共に鍛えられた?! 「モトヤフ」からの衝撃証言。

こんにちは。ヤフーのオープンコラボレーションハブ「LODGE」の中川です。

7月にMix Leapイベントで「あのモトヤフは今!? OBメンバー近況報告会」と称して第一弾を開催しました。
今回(9/28)はシリーズ第二弾として、ヤフーの各サービスの責任者(サービスマネージャー)を経験したことがあるモトヤフの2名をゲストに「マネージャー経験からの学び」を開催しました。

登壇者:
金広 憲二 氏(LINE株式会社)
中村 浩樹 氏(rinna株式会社)
中川 雅史(ヤフー株式会社:モデレーター)

・ヤフーでの経験 → 今どんなことにチャレンジしているのか
・ヤフーから転職した後に感じたこと
・これまでのキャリアを振り返ってみて思うこと

について、LT(ライトニングトーク)と「ヤフーでのマネージメント経験」をテーマとしたパネルトークを開催しました。

LINE のAI技術をクライアント向けに展開し、世の中をもっと便利に

最初にお話いただいたのは金広さんです。ヤフーでは「ジオシティーズ」のサービスマネージャー、新規事業サービスの立ち上げなどを経験され、その後LINE社へ転職。今はLINEのAI技術(LINE CLOVA)をクライアント向けに展開していく事業に携わられているとのこと。「LINE AiCall」を使ったステーキハウス予約対応のクライアント導入や、日本語に特化した超巨大言語モデルの開発についてお話いただきました。

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AIキャラクターを法人向けに展開、さらに滑らかな人間の会話に近い対話を求めて

2人目の登壇は中村さんです。先ほどの金広さんとはヤフーで同期入社、その後LINEでも一時は一緒の部門だったそうですが、今はAIキャラクターの開発・展開をされているrinna社で、プロダクトマネージャーをされています。ヤフーではIoTサービスの「myThings」のサービスマネージャーも任されていた中村さん。Amazon Echoなど音声サービスに魅力を感じ、LINEでCLOVA(スマートスピーカー)の開発に参画後、AIキャラクター開発のrinnaに転職されました。
キャリアチェンジの激しい10年のように見えて、実はやってることはあまり変わらない、やりたいことはずっと繋がっているんだ、というお話をしていただきました。

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イベントの後半は司会の中川も会話に入り、3人でパネルトークを…という予定だったのですが、3人の元上司でもありヤフー入社時の面接官でもあった、原永 宗一氏(株式会社パズルリング 取締役CTO)が急遽飛び入りで登場し、4人でパネルトークを展開する運びとなりました。原永さんとは会うのも話すのも約8年ぶり!!という、イベント中に奇跡のような再会を果たします(笑)

ヤフーでのサービスマネージャーの経験が成長の鍵へ

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「ヤフーを卒業された今だからこそ原永さんにも聞いてみたい」ということで、原永さんも当時のヤフーのものづくり体制や、3人が中途入社し右往左往しながらサービスマネージャーを経験した話、などをしました。

金広さん:
ヤフーでWebサービスのマネージャーという初めての経験、責任と役割の多さから、最初は何をやってもうまくいかなかったが、マネージメントのノウハウ(KPIの追っかけ方、ヤフーなりのやり方など)を走りながら一通り経験することができた。メンバーとのコミュニケーションを通してチームとして期限内に仕事をやりきるという力が今の仕事にも役立っているし、今もマネージャーを任せてもらっている。
中村さん:
ヤフーでマネージャーをやっていると、メンバーや上司など、多方から説明を求められることが多かった。一度こうと決めたことを貫く、周りから細々言われることにあたふたしなくなって、ファンダメンタルな部分が鍛えられた(良い意味で「鈍感」になった(笑))。一方でユーザーの反応を見ながらサービスを改善するという点ではマネージャーとしてでも、そうじゃないときでも同じで姿勢は変わりなかったなと思いますね。
金広さん:
(前職までに経験したことなかった大きな違いとして)「自分たちで決める、決断する」というプロセスは今までになかったし、最初はストレスでもあった。そんなときに原永さんからは「マネージャーなんだから自分で決めろ」と背中を押してもらったのを覚えてますね。
中川:
当時、原永さんからは「職域を超えてエンジニアでもデザインや企画もどんどんやっていい」と自由奔放な感じだったのですが、それは先のサービスマネージャーへの成長、教育ということも見越してのことだったのでしょうか?(笑)
原永さん:
(大阪メンバー皆さんの経験や成長は)理想通り。納得できないものは現場から説明を求められたし、都度本音で話して納得感を持って仕事をしてくれていたと思いますね。

といった感じで、懐かしい思い出にも触れながら盛り上がったパネルトークでした。
皆さん、ヤフーでのサービスマネージャーの経験が大きな成長の鍵となって、その後のキャリアの中でも活きている、久しぶりの再会とともにそんなお話が共有できました。

動画アーカイブはこちらから。

ヤフーには、過去にヤフーに在籍していた方と現役社員、また、在籍していた方同士をつなぐ「モトヤフ」という組織があり、約1,500人が参加しています。

Mix Leap:
ヤフー大阪が中心となり、各種勉強会やセミナーなどを通じて関西におけるオープンコラボレーションを支援するコミュニティ。さまざまなコラボイベントの企画、お待ちしています。
連絡先は、Mix Leap事務局( osk-mixleap@mail.yahoo.co.jp )までお願いします。