マガジンのカバー画像

LOCUST+

批評観光誌『LOCUST』の有料マガジンです。 毎月、LOCUST編集部を中心とした執筆人が、コラム・エッセイ・マンガ・小説などを寄稿します。 豪華ゲストによる寄稿、著名人へのイ… もっと読む
毎月、様々なテーマの記事がご購読できます。各記事は単体でのご購入もできますが、2本以上読まれる場合… もっと詳しく
¥500 / 月
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

食思考マラソン(4)白味噌の一汁一菜|太田充胤

この日のメニュー 主菜:平目の麹漬 汁物:大根・白菜・人参の味噌汁(白味噌) さて、今日は「一汁一菜」です。 ロカストプラスの読者の皆様はどのくらいご存知なのでしょうか。ご存知の方はご存知の、料理研究家土井善晴先生が提唱したコンセプトですね。カレーの記事でも引き合いに出した、あの土井先生です。 先日の記事で「カレーは簡単、疲れててもできる」と書きましたが、あれは端的に言って嘘でしたね。カレーなんて作る気力が起きないほど疲れている日はざらにあります(主に玉ねぎのみじん切り

有料
300

食思考マラソン(3)1月某日 春菊の天才カレー その2|太田充胤

前回の記事の続きです。 「隔週連載です」とお伝えしていましたが、続きの記事なので、ノリで今週配信することにしました。 そもそもご飯はどんなに忙しくても毎日食べますので、連載のペースが隔週だと私のなかの食思考がいまいち消化できません。あまり自分の首を絞めないようにしようとは思うのですが、今後もノリで臨時配信していきたい所存です。 疲れて帰ったある日のこと。今日はもう疲れたからカレーにしようかと冷蔵庫を開くと、野菜室には玉ねぎと春菊しかありません。 困った──とは別になり

有料
300

ロカストボイスvol.13(第4回)『批評ってなんだったっけ????』

購入後に全編(38:07)を視聴することができます。

有料
300

ロカストボイスvol.13(第3回)『批評ってなんだったっけ????』

購入後に全編(40:26)を視聴することができます。

有料
300

LOCUSTコンテンツガイド(書籍5)〜別役実『別役実のコント教室 不条理な笑いのレッスン』〜 谷頭和希

昔から、いろいろな人が「笑い」について書いてきた。でも、ちょっとがっかりしてしまうのは、そうした「笑い」論そのものがあまり笑えないということが、よくあるからだ。書いてあるものが笑いを誘わない文章が、笑いについていろいろ言っていても、どこかしら説得力に欠けてしまう。 そんな中出会ったのが別役実が書いた『別役実のコント教室 不条理な笑いのレッスン』。これは、劇作家の別役のセミナーをまとめたものであり、「コント」についての別役のレクチャー、そして実際の提出作品の評価を通して、「コ

有料
300

食思考マラソン(2)1月某日 春菊の天才カレー|太田充胤

この日のメニュー 主菜:春菊の天才カレー 副菜:平目の麹漬 本来、今回は別のネタを配信する予定だったのですが、前回の記事が公開された後で、もう少しカレーの話をしておこうかと思いなおし、この記事をはさむことにしました。 前回ご紹介したとおり、エリックサウスの料理本を土台にして、テキトーなカレーを作ることが多い今日この頃です。今回ご紹介するのは、その中でも出来が良く、何度か繰り返し作ったレシピです。 私はこれを「天才カレー」と呼んでいます。

有料
300

LOCUSTコンテンツガイド(美術3)『石岡瑛子展 血が、汗が、涙がデザインできるか』 伏見 瞬

先日、石岡瑛子展に行ってきた。土曜日の東京都現代美術館の中は人がひしめいていて、入場までにおよそ1時間はかかったと思う。並んでいる人は皆それなりにおしゃれをしていて、でも同じおしゃれでも「この人はわかっている」「この人はなんか間違っている」と線引きはなんとなくあって、そのラインはなんなのかは自分でもよくわからない。 当然、展示会場の中も(コロナ禍に配慮した人数制限は行いつつ)人で賑わっていた。いつもなら、展示会場の混雑はストレスの元にしかならないのだけど、今回はその賑やかさ

有料
300

ロカストボイスvol.13(第2回)『批評ってなんだったっけ????』

購入後に全編(46:34)を視聴することができます。

有料
300

名もなきボイス第9回

購入後に全編(32:22)を視聴することができます。

有料
300

LOCUSTコンテンツガイド(書籍4)〜圧倒的に短い小説について〜 谷 美里

 いま書店に行くと、平台ひとつを丸々占領する〈5分後に意外な結末〉シリーズの特設コーナーをしばしば見かける。小中学生に大人気のショートショートアンソロジーで、シリーズ累計発行部数は300万部を超える。各エピソードは5分程で読める長さで、必ず意外なオチのあることが売りだ。現在多くの小中学校で行われている毎朝10分の「朝の読書」の時間に読むのに最適で、「『朝の読書』で読まれた本」ランキング(2018年度トーハン調べ)でも、上位にランクインしている。

有料
300