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コロナ孤立と社会問題

水も、動かさないないでいると腐る。

経済も、お金が動かないと貧しくなっていく。

人間も、同じ。
人間も、一人で閉じこもっていたら身体が弱り、思考も弱まっていく。

自分の周りでも、コロナで外出を控えている高齢の親族で起きている問題だ。

年齢もあるけれど、身体の弱りが目に見えてわかる。そして、弱気なコメントが多い。

これは、一日動かないで家の中にいると、テレビを観る時間が多くなり、そのテレビもコロナ関連の報道ばかりで、気が滅入る状態が続く。
会話も少なくなり、身体の弱りを悲観して、内向的になっていっている。

コロナが感染るといけないと、会う頻度も減り、感染予防がますます孤立を生んでいる。
デイケアに通っていた人は、少なからず人と話す機会があるので良いかもしれないが、今まで健康でいて、外に社交場がある人は、急な環境の変化で居場所がなくなっている。

【コロナ孤立】

一人で散歩や、この時期の花見は良いとは思う。
【外出制限】の言葉だけが一人歩きしている。

もっと具体的な対応策や具体的な予防策を呈示しないと、「外に出ないようにしましょう」
「ワクチン接種をしましょう」
だけでは、コロナ警察の取締に合うだけだ。

「これぐらいなら、うがいと手洗いをすれば大丈夫ですよ。」
「病院では、ここまでの対策をしていたら、感染は0ですよ」
「家族の場合は、PCR検査の結果まで時間がかかるので、こういった対策をしましょう」

と具体的な例や、具体的な結果を公表して、大丈夫な範囲を拡げないと

心の締めつけばかりで、身体がもたない。


選択肢が、
・コロナに感染して体調を崩す。
・コロナ孤立で心身ともに崩す。
しかない状況だ。
Zoomや、テレビ電話も苦手で、情報収集も画一的である。
なおかつ、感染リスクが高いお年寄りが1番、肩身の狭い思いをしている。

情報弱者の社会問題である。


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