冥想と夢見(9)20220707

冥想と夢見(9)

2022年6月29日から書き始める

異次元が最初から混じっている

アンタレスを起点(おひつじ座0度)にした12サインは、最初からさまざまな異次元とつながるためのプレートになる。アンタレスの目的とは、あちこちの次元に行くということだ。とすると、このプレートはきれいに整備された都市のようになることはなく、あちこちに崖があったり、切れ目があったり、形があちこち破綻しているか、あるいは異なる映像が層として重なり、しかもこの複数の層は、どれかが濃くなったり、どれかが薄くなったりする。
 アンタレスは、異次元とつながるが、異次元とつながることが通常ならば、ある世界をオンにして、ほかの世界を休眠させるような極端な段差がなく、頻繁に切り替えるために、さまざまな世界が、比較的近い形で配置され、アクティベートされていない世界も、アイドリング状態ではないかと思う。
以前、マックOSを使っていた時、ランチャーがあって、マウスを置いたところのアイコンが大きくなるというのがあったが、これは指定した場所が大きくなるというもので、複層するスタイルならば、同じ位置に重なったどれかの層が濃くなり、ほかは少し薄くなるというものだ。わたしは同じ場所に、複数の宇宙が重なるというものが好みで、空間的に多くのコスモスを横に並べるよりも、重なるほうが合理的だと感じる。
 アンタレスは、死と再生に関係すると言われているが、これはある層を生かして、ある層をオフにするとか、薄くするということだと思うが、死と再生の落差が極端ではない。死と再生の落差が極端とは、つまり死ぬと、その後再生しないという思想から来るものなので、死と再生が、世界に切り替えに過ぎないという考えは、つまり落差が極端でないということだ。
 この落差が極端だと、死と再生の繰り返し利用ができなくなってしまうし、死んだあと復帰できない。アンタレスの死と再生は、どこかの世界に移動した後、また戻ってくることも多いので、死というのは、この場所から見えなくなるという意味なのだ。ここからあっちに行った場合、ここでは死んだことになる。しかし同時に全部の層を強調すると、人間の意識は単純なので、処理できなくなる。なので、できるかぎりショックを少なめにして、スイッチを使う。

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