冥想と夢見(20)20221011

冥想と夢見(20)

2022年10月3日から書き始める。

右に曲がるクンダリニ

今日は夜は、ずっと起きているのか、寝ているのかわからない時間が長かった。起きていると言えば起きている。しかし寝て夢を見ていると言えばそうも言える。そして、金星を通過して上昇しているクンダリニが、胸の上あたりから右に曲がって行った。生命の樹の地図でいえば、ビナーの天王星あたり。続く夢では、小田急線の終点で降りると、駅は丘の上にあり、丘から、段数の多い大きな階段が続き、段下では多数の人が働いていた。これは電子関係の工場のようだった。わたしの記憶では、小田急線というと、昔IBMのシンクパッドなどを作っていた大和研究所があり、今の大和市にはシリウス図書館もあり、それに江の島にも通じているので、弁財天、すなわちオリオン三つ星などと関連づいていて、わたしはいつも小田急線に、このオリオン三つ星の匂いを感じていた。西に伸びているので、エジプトに向かうレイラインのようにも見える。

クンダリニはまっすぐに上がるものだけではないようだ。フラワー・オブ・ライフでは、縦に、斜めに、ヴェシカパイシスがあり、ヴェシカパイシスは、自我の移動を可能にする。ひとつの円には、6方向のヴェシカパイシスがある。クンダリニが腰から、頭に向けて上がるのは、自我が移動することだ。中央の柱で考えると、マルクト、月、太陽、土星、冥王星という順番で、対象に自我が移動し、またそこから見た対象に自我が移し替えられて移動する。クンダリニのエネルギィを傍観者のように見ている時には、クンダリニの覚醒とは言わない。ヴェシカパイシスに沿って移動するならば、クンダリニはこのひとつの生命の樹の地図の中を自由に移動できることになる。なので、今回のように胸まで上がり、そこから右に曲がって天王星あたりに行くというのは珍しくはないのかもしれない。
 生命の樹は、太陽系の惑星が並んでおり、ひとつの生命の樹は、ひとつの太陽系だと言える。このひとつの太陽系には、異なる時間軸の惑星が複数存在し、ひとつの時間軸というか世界線の中には、それにふさわしい空間が存在するので、惑星を移動すると、その都度異なる三次元空間があると言える。ヴェシカパイシスの自我移動は、ひとつの惑星を中心とする円から、次の惑星に移った時、この時間線内部に見える空間が変わってくるので、クンダリニが太陽系の起点の穴(冥王星、おひつじ座)に至るまでは、多数の世界を渡り歩いているとも見える。
 ひとつの生命の樹は、ひとつの太陽系だという言い方は、この生命の樹が、デュートロコスモスやメゾコスモスの範囲にあると指定していることであり、人間が生命の樹を考える時には、しばしば人間世界のトリトコスモスに当てはめる。これはコスモスの降下と言えるもので、上にあるものは、下にあるものに自由に、任意に降りることができるという点では、メゾコスモスをトリトコスモスに当てはめるのは、そんなに大変なことではない。反対は大変なのだが。

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