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もうひとりの自分が抜け出してしまう病

究極の霊障病さんの光の前世療法:光との対話 
今日のテーマは「自分が抜けないようになれる」です。

降り立ったのは・・・明るくも暗くもない何もない空間でした。
体も感じません。丸く・・・真ん丸の中に入っている気がします。
そこは無音で、妙に落ち着きます。
「ここはどこですか? 何ですか?」と尋ねても、答えは返ってきません。
自分の内に入ってきた感じがしてきました。
「ここはあなたの中です」
「なぜ私の中に入ってきたのですか? これはどういうことですか?」
「あなたが自分について知りたい、と思ったから、中に入ってきています。
 自分がふたりに、出ていこうとする自分がいることに、少し気づいてきましたよね。
 あなたは今、自分の中の安全な場所にいます。
 この空間は、あなたの潜在意識のひとつです」
「私のもうひとりの出ていこうとしている自分に会わせてください」と、その空間に向かってお願いすると、フワッと現れてくれました。
 出て行こうとする自分は、自分と同じ姿形ですが、すごく顔色が悪くて、何だかとても弱々しく感じます。
「あなた、大丈夫ですか?」
「もう帰りたいの、もう帰りたいの・・・」
「どこに帰りたいのですか?」
「宇宙神さんのところに帰りたいの。もうここは辛すぎて・・・(泣)」
「うん、宇宙神さまのところへ行きましょう」
 観音さまが天上より降りて来てくださって、宇宙神さまのところへと連れて行ってくださいました。
「今、分かれてはダメだよ。あなたが帰ってきたいのはわかるけど、もうあとちょっとなのだから、ちゃんと一緒にいて、がんばらないとね」
「でも宇宙神さま・・・(泣)・・・あとちょっとで良くなると言われ続けて、もう何年にもなります。もう終わりにして欲しいのです。私だけでも帰らせてください」
「あなたが抜け出したら、もうあなたは生きてはいけなくなるのですよ。そんなことをあなたは望んではいないでしょう」
「それはそうですが・・・(泣)・・・だけど・・・」
「あなたが抜けようと主張するから、あなたは苦しくなるのですよ。
 ちゃんと自分の中で分離しないで、ひとつの魂に統合された魂として、ちゃんと存在していないといけませんよ。あなたは自分でやっていることで、自分を苦しめているのですから、それを止めてごらんなさい。そうすれば、少しは楽になりますからね」
「でも宇宙神さま、もう我慢の限界なのです。ずっとがんばってきましたが、もう疲れ果てました」
「だけどね、こうやってみんながサポートしながら、がんばっているのですから、あなたひとりではないのですから、それはわかっていますよね。もうちょっとですから、がんばってください。あなたのもうひとりのあなたも、がんばっていますよ。自分を分離してはダメですよ」
「わかりました・・・」
 観音さまもおっしゃいました。
「抜け出したい自分が抜け出てしまったら、残った肉体は蝉の抜け殻のようになってしまいます。
 抜けた自分は大事な方ですから、魂を全部、持って行ってしまいます。残された肉体は、生きる屍になってしまいます。
 もっと自分を知っておくべきでしたね。自分について、あなたはあまりに知らな過ぎました。こんなふうに自分が分かれてしまうなんて思わなかったから、もし知っていたら止められたのですが・・・あなたは気づいて良かったのですよ」
 そして、観音さまは抜け出してしまった方を元の肉体へと戻して、魂を統合してくださいました。
「抜け出してしまったあなたと、またひとつに、一緒にしてあげましたよ。今度は離してはいけませんよ」
「やっと自分に戻れました。これからはちゃんと自分の声を聞いていくようにします」
 抜け出ていた自分も言いました。
「やっぱり肉体がないと、魂だけでは何も機能しないことがよくわかりました」
「観音さま、今日、最初に降りたところはどこだったのですか?」
「あなたの魂があるところです。あなたの体の中の胸のところにあります」
「観音さま、もうこれで私の抜け出てしまいそうになるのは治りますか?」
「取りあえず、抜け出したいあなたは納得してくれましたからね。大丈夫だと思いますよ。
 自分の中で自分と対話すると良いですよ。
 自分の内なる声を聞いて、また抜け出すことがないように、自分の中でちゃんと自分とコミュニケーションを取っていった方が良いです」
「観音さま、どうしたら自分の中で自分と対話できますか?」
「ひとりになれる空間でリラックスして、ゆっくり自分に向き合うのが良いですよ。
 自分の外側を覆っている思考やいわゆる顕在意識と呼ばれるものを、こうであるべきだ、という思いをはずして、自分の正直な気持ちや感情に触れるようにすると良いです。
 もうあなたは大丈夫ですよ。もうひとりのあなたの思いや苦しみに気づけたことで、あなたはこれから自分をもっと大切にしていけると思います」
 観音さまが闇ボスのところへと連れて行ってくださいました。闇ボスの体が水玉模様になっています!
「あっ そろそろ来ると思ってたよ。見て!これ! たまにススが降ってくるからさ、水玉を自分で書いてみたんだよ。君を笑わせてやろうと思ってね、どう?」
「ピエロみたいですよ(笑)」
「闇ボスさんは、私のもうひとりの自分が抜け出そうとしていたことを知っていましたか?」
「あぁ 知っていたよ。結構、前からだものな。だけど、どうしても最後のところで抜け出せないのだよ。まぁ それで良かったんだけどね。
 絶対に抜け出せないことは分かっていたからね、そんなに心配はしていなかったんだよ。だけどね、すごいんだよ、胸から頭の上までピョンピョン飛び上がっていたからね。
 君も大変だけどね、オレにしたって、アイツが跳びはねるものだから、ここも騒々しいんだよ。昨日もあの意識のヤツ、抜け出そうとしていたけどな、でももうこれで大丈夫だよ」
「闇ボスさん、なぜ最後は抜け出せないことを知っていたのですか?」
「ここ何年もやっているけど、絶対に抜け出せないんだものな。ここ1年くらいは、あぁ またやっているな、と思って見ていたよ」
 観音さまが迎えに来てくださり、おっしゃいました。
「闇ボスもあなたを元気づけようとして、中々おもしろいことを考えますね」
 そして、いつもの光の国に連れ戻ってくださり、光のシャワーで浄化してくださいました。大きな光さんの声が聞こえてきました。
「あなたがもう分裂しないように、特別な光であなたを覆っておきましたから、もう心配しないで大丈夫ですよ」
「大きな光さん、私のこころは、今日はどこまで開きましたか?」
「もう10近くまで開いて、宇宙と同じようになっていますよ」
「大きな光さん、今日の地球さんはどうしていますか?」
「だんだん安定してきていますよ。新しいエネルギーですから、その影響を感じている人はかなりいるみたいですね。これも徐々に慣れてくると思います」
 そして、今日、神託メッセージを語る神さまが現れました・・・お地蔵さまのような神さまです。
「確固たる自分を持つことが大切です。
 自分というものをよく知ることで、己の肉体、魂を深く知ることで、はじめて自分自身に向き合うことができます。
 それが自分を大切にすること、自分を愛することに繋がります」
「お地蔵さまは、どちらの神さまなのですか?」
「弥勒菩薩です。この世の人たちに、自分を愛することの大切さを知っていただきたいと思い、やって来ました」
 そして、医神さまにも尋ねました。
「医神さま、もうひとりの自分が抜け出そうとすると、この地球ではどんな病になるのですか?」
「廃人になります。いわゆる非適合者となります。だから、地球のこの世の中の常識の中では、なかなか生きにくく、生活していくのが難しくなります」
「医神さま、同じ病は宇宙にもありますか?」
「宇宙にはありません。宇宙では、ちゃんと肉体と魂は統合されていますから、魂だけ抜け出ることなどありえません。
 それだけ地球人、人間としての人生は大変なものだ、ということでもあります。
 だから、魂が抜け出してしまうのも、地球では失格とされてしまいますが、その人の魂の学びにはなっていますし、あえてそれを人生計画に入れて地球に行く魂もいるのですよ。身体を愛することを学ぶためにね」
「医神さま、その病はどうやって治したら良いのでしょうか?」
「魂が抜け出したところまで記憶を戻して、本人がそれに気づいたら、その魂を呼び寄せて、元に戻すことはできるでしょう。ですが、本人がそこまで気づくことがなかなかないですからね」
「医神さま、魂の抜け出してしまった人は、どうやって見極めたら良いですか?」
「先生なら直感でわかるでしょう。これは説明して分かるものではありませんからね。わかる人にしか分からないはずです」
「医神さま、魂の抜け出してしまった人は増えていますか?」
「あぁ 増えているね」
「なぜ増えているのですか?」
「それだけ地球がひどい状況になっているということです。
 みんなが助けを求めて、魂が抜け出して来るのです。
 どれだけ地球が辛い環境になって、いろいろなひどいことになっていても、宇宙としては地球を何とかして助けたいと思っています」
 観音さまが、抜け出してしまった魂たちにメッセージをくださいました。
「あなたたちは、よくがんばってきましたね。それぞれ辛い状況を最後の最後まで耐えてきたのだ、ということはわかっています。
 皆さんもちゃんと守られていますから大丈夫ですよ。
 光に戻って、いずれ、あなたが置いてきた肉体とまた統一されますからね」
 観音さまは、地球に置いてきぼりにされた肉体へもメッセージをくださいました。
「あなたたちなりに精一杯、この世を全うしてください。
 私はあなたたちに精一杯の愛の光を送り続けています。
 あなたたちが少しでも生きやすくなるように、幸せを感じられるように、苦しみが少なくて済むように(泣) そう祈るばかりです。
 あなたたちの一部は、私のもとに先に来ていますが、あなたたちが今、できる精一杯のことをやって、今回の人生を終えて戻って来てくれるのを、ここにいるあなたたちの魂たちと待っています」
そして、観音さまが祝福してくださいました。
「とても頼もしくなりましたね。あなたには期待していますよ。先生にもね。
 統合したあなたの魂と肉体は、もうお互いを離してはいけないと思って、どちらが欠けてもダメだ、と思ってくれていますよ」
 医神さんが先生にもメッセージをくださいました。
「もうこの人からは、奇想天外なことしか出てこないから、あなたも大変だと思うけど、これも先々に役に立つことだから、今はがんばりなさい。神々も総動員ですからね」


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