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妄想夜話:祓戸の大神さま

昨夜の夢ヨーガに、祓戸の大神さまが出てこられました。

大神さま曰く
「この世の魔人と化してしまった者たちの魂が霊界でさまよっているので、あの魂たちを大祓してやりたい」

魔人と化した者のさまよえる魂たちを大祓し浄化すると、この世に残った心身頭との(臍の緒のような)バンドが切れて、魂は自由となる。
彼の自由となりし魂たちを光の世界へ、神々の世界へと連れて行っておくれ、と言われました。

はい、承りました、とお答えした瞬間、モゾモゾとした怨念体に取り囲まれてしまいましたが、「結界が張ってあるから大丈夫だ、心配するな」と大神さまは仰いました。

どうやらその怨念体は、人間に取り憑き、魂を心身頭から追い出した魔物の触手であったようです。

祓戸の大神さまが声なき声で静かに祝詞を唱えられると、瞬時に怨念体は霧散してしまい、後から少し小さめだけど眩しく輝いている魂たちが現れました。

さぁ と大神さまに促されるままに、光の前世療法で過去生の死を通り越して大いなる光の世界に入っていくイメージをすると、光の魂たちも続いて飛び込んできました。魂たち後ろには、美しく輝く虹が魂たちを追いかけるように架かっていました。

魂たちは、そのまま大いなる光に溶けてしまいました。
歓喜の声が聞こえ、神界にも宇宙にも慈愛と感謝が広がりました。

「はい、ごくろうさん」と言われたので、「魂のバンドが切れた心身頭はどうなるのですか?」と尋ねると、「魔物がさらに取り憑き、すでに魔人から魔物へと変わっておるわ」と冷たく呟かれました。

「まぁ そこにおすわり」と言われて大神さまと並んでその場に座ると、そこには一面、荒涼とした灰色の何もない世界が広がっていました。

「この混沌とした虚無から次の世が生まれるのじゃ。
魂を持ち続けることのできた者たちが次のこの世の神となる、龍神となる。美しきもの、楽しきもの、愛しきものの色となるのじゃ・・・新しい夜明けじゃの」と大神さまはとても満足そうな、慈愛に満ちた眼差しで虚無の向こうを見つめておられました。



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