徒然なるままに：睡眠薬代わりの漢方薬はありますか？

昔々の記事から・・・

ごきげんさん　2017.3.25.

「睡眠薬代わりの漢方薬はありますか？」とのお尋ねです。

日本漢方では・・・

１）入眠障害（寝付きが悪い）

清肝瀉火には、三黄瀉心湯、黄連解毒湯、女神散。

虚証には、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、酸棗仁湯。

２）中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害

加味逍遙散。

３）心因反応性の不眠

実証では、大柴胡湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、四逆散。

虚証では、桂枝加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝乾姜湯、帰牌湯。

４）精神不安、不眠、神経症、貧血、食欲不振などを伴う不眠

心脾両虚（精神不安、不眠、神経症、貧血、食欲不振など）では、加味帰牌湯。

５）気うつを伴う睡眠障害

理気剤の半夏厚朴湯、香蘇散。

漢方薬は氣血水の乱れを整えることで症状を治していきますので、西洋医学の睡眠薬のような使い方（眠れないから飲む）では、あまり効果が出ません。

鍼灸も同じです。不眠症には鍼灸もよく効きますが、少なくとも週１回の通院は必要です。

不眠症の方は、上記のどのタイプの方でも、脳氣功で脳ー脳幹を診ると「冷え」が目立ちます。

松果体・中脳が冷えていると、良い睡眠は得られません。

眠れない時のおすすめは・・・

１）爪もみ・・・手十井穴刺絡の代わりになります。

手指先には、厥陰心包経・少陰心経・少陽三焦経・陽明大腸経・太陽小腸経・太陰肺経が直接流入しています（もちろんその他の経絡にも間接的に繋がっています）

大腸・小腸は腸内フローラとの関係がとても強いですし、肺＝皮膚＝大脳皮質ですから、脳との関係も大きいと考えられます。

心包・心・三焦は神や原気の要とも言え、睡眠障害に深く関係します。

２）華陀鼎灸

仙骨ー丹田の温補は、督脈・任脈の氣血の流れ（小周天）と仙骨ー脳幹の氣の流れを整えてくれます。

番外）おやすみヒプノ

１０年以上前に「光の前世療法」の過去生へ降りるまでの誘導部分だけを「おやすみヒプノ」としてご提供したことがあります。

この誘導部分を聞くだけで、すぐに眠れてしまう・・・このヒポノのおかげで、睡眠薬が要らなくなりました！という喜びの声をたくさんいただきました。

実はこの「おやすみヒプノ」の原盤を先日、発見しました。

薬害も副作用もないので、再販しようかと思案中です。

注：2023年現在　
①「おやすみヒプノ」　販売中です。

②　何よりの妙薬は、愛し愛される人との慈愛と慈悲と感謝です。

愛してくれる人への慈愛と感謝が心身頭魂を温めてくれます。

愛してくれる人からの慈愛と慈悲と感謝が気血水を巡らせてくれます。

この慈愛と慈悲と感謝はお金では買えません。

我欲とエゴと煩悩がらみの見せかけだけの男女や親子の関係でも、慈愛と慈悲と感謝は育まれません。

犬やネコたちは、我欲とエゴと煩悩のないピュアな慈愛と慈悲と感謝に包まれた存在ですから、犬やネコと一緒だと落ち着く、心安まる、眠れる・・・人も多いのです。

でも、そこで満足してしまったら、それを不眠や寂しさの対症療法にしてしまったら、せっかくの今生、人間に生まれた意味に気づけません。

犬やネコ並みのピュアな慈愛と慈悲と感謝に包まれたパートナーと結ばれて、もっとピュアな慈愛と慈悲と感謝にふたりで育んでいく・・・これも人間に生まれてきた意味のひとつです。

そんなパートナーに出会うためには、自分自身の我欲とエゴと煩悩と向き合い、ゆっくりと自分の我欲とエゴと煩悩を昇華していくのです。やがて慈愛と慈悲と感謝のオーラが輝き始めると・・・同じオーラを放っている人と出会えます。

更にそのためには、まず心身頭の排毒浄化が必要です。食養生と生活養生に励めば、生まれ変われます。

過去のトラウマも過去生のトラウマも「そんなこと　あったっけ？」となってしまいます。あらゆる輪廻の呪縛から解放されるのです。

この3年間のコロナ茶番劇は、これまでの生き方を一変させる大きなチャンスとなりました。

この世に起こることにも、ひとりひとりの生老病死にも、必ず陰陽の因果があります。

悪いことばかりが目につきますが、3年も経てば、その奥に潜んでいる「何か」も見えてきます。

なぜ神々も天地自然も宇宙も、この大茶番劇を容認されたのか？

そんな「何か」に気づけた人だけは、来るべき黙示録に繋がれた自らの魂への呪縛を解き放つことができるでしょう。

近未来は2つあります。この2023年は、その大きな分かれ道に誰もが向かっています。