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過去を書き換える

6年前の「光の前世療法」のレポートです。

おはようさん 2014.3.18.
ある日の光の前世療法 個人ワークでのお話です。

テーマは「夫との関係がわかる過去生へ」

今生で紆余曲折を経て、ようやく相思相愛の夫と巡り会えた意味と、夫の秀でた才能が世に認められない理由を光さんに尋ねたい方でした。

光さんへの他の質問で・・・小さい頃から姉に辛く当たられる理由もありました。

降りた過去生は・・・ゲタに着物姿の少女でした。丘の上で心地よい風に当たっていました。場所は、長崎。

近所の大の仲良し男の子が今の夫で、いつもその男の子と遊んでいて、「お嫁さんにしてくれる?」「いいよ」と約束したのが子供の時の最も幸せな場面でした。

そして、結婚。男の子が生まれました。その子は今の姉でした。

最も大切な場面は・・・
夫はどこからかハーモニカをもらってきて、縁側で吹いています。
メロディも歌詞も自己流ですが、とても上手です。
それを聞きつけたポルトガル人に呼ばれて、彼らの館でハーモニカを披露しました。
自己流だけど、とても独創的で、言葉は通じないけれどポルトガル人たちも大笑い&大喜びしてくれました。

そして、夫との関係がわかる場面は・・・
ある朝、彼女は寝坊をしてしまいます。
男の子は外の井戸で顔を洗って、遊びに行こうとしています。
夫が「気をつけていっておいで」と声をかけました。
彼女はまだ寝ています。
しばらくして・・・血だらけになった息子を近所のおじさんが抱きかかえてながら走り込んできました。
彼女の大好きな丘へ向かう道の途中の崖から落ちたのでした。
崖の手前には石垣がありましたが、息子はそれをよじ登って・・・バランスを崩して転落したのでした。
・・・もう息はありませんでした。

彼女は自分を責めます。ちゃんと起きていたら・・・ 
いつもあそこへは行ってはダメだと言っていたのに・・・

お葬式が終わって遺骨になって・・・夫は丘の上にお墓を作ろうと言ってくれていますが、彼女は遺骨を手放せず、ずっと家に置いたままでした。
そして、彼女はずっと塞ぎ込んでしまいました。

ある日、彼女は崖の方へと歩いて行きました。そして、崖から飛び降りてしまいました。

遺された夫と娘は深く悲しみました。もう夫はハーモニカを吹きません。

魂となった彼女は、夫の最後の日まで見守ります。
娘がとても気丈になっていて、夫の面倒を看てくれていました。
でも、夫の妻に先立たれた悲しみは癒やされていませんでした。

夫が亡くなって、魂となって、彼女の魂と出会いました。
「今度はもっと長く一緒にいよう」と夫の魂が言いました。

光さんに近づきながら、彼女の人生を振り返ります。
そして、息子の遺骨を前に落ち込み、お墓を作れないでいる彼女の前に、今の彼女を導きました。

「何と声をかけますか?」「・・・ ・・・」

(私の中では、現世の姉がずっとイライラ&怒っているのは、丘の上にお墓を作らないで、遺骨をずっと家に置き続けていることが原因だなって気づいていたので、ここからは滅多にしないリフレイミングをしました)

「(過去生の)彼女に、今のあなたの意識が入ります。そして、どうしますか? 何をしますか?」
「・・・ ・・・」
「夫は何を望んでいますか?」
「丘の上にお墓を作って、毎月の命日にお参りすることです」
「では、その通りにしましょう。丘の上にお墓を作って、それからどうなりましたか?」
「私は死なずに、最後まで夫と暮らしました。夫のハーモニカはますます上手になり、その独創的な演奏はとても評判になりました(夫の才能がここで開花したわけです)」

過去生を書き換えたところで、今生の問題が解消するのでしょうか?
それはワークを受けられた方の信じる力次第だと思います。
たかがビジョン されどビジョン

過去生の「自責の念でいつまでも遺骨を手放せないでいた。そのために夫の才能を開花させられず、夫に辛く悲しい想いをさせ続けた」ことがわかって・・・
「それは昨日までの私の今生。明日からは丘の上にお墓を作って、命日には夫と墓参りを欠かさずに生きて、夫もハーモニカの才能を開花させたハッピーエンドな過去生を生きた私で今生を生きていきます!」と宣言できれば、夫のことも姉のこともきっとブレークスルーしてしまうでしょう。
これを想念の力と言います。 信じるものは救われる ですね。

過去が変われば、未来が変わる。 未来が変われば、過去も変わる。
過去と未来はとても強い絆:バンドで結ばれているのです。

「じゃぁ 今は?」
「今は過去と未来の中にあります。過去も未来も本当はひとつです。そのひとつの顔が今なのです」


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