見出し画像

恋とエロ

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

若い頃に歌を書いておりまして、自分のバンドで演奏したりしていました。

恋とエロ

歌を書くことが好きだったので、いっぱい書いて、中にはバンドで演奏せず終いのもあります。

自分がやっていたバンドがコミックバンド寄りだったので、笑い成分の少ないのは使えないなぁと判断して出せなかったものがあります。

それは恋愛に関わる歌詞がついた歌です。

ラブソングはつい作ってしまっていたんですけども、恥ずかしさがありバンドには出しませんでした。

恋愛観

メンバーには恥ずかしげもなくラブソングを書いてくる奴が居たのですが、書いた本人が歌うんだったら良いかと、バンドでの採用には反対しませんでした。

ボクはベース弾きなので、歌うことはありません。

だから、ボクが作った歌でも他人が歌うわけです。

恥ずかしさに加えて、他人の声でボクの恋愛観を歌われてしまうのが、あまり心地が良くないと思ったのもあって、バンドに出さなかったのです。

とはいえ、若い頃のボクに確固たる恋愛観などはなかったので、今思うと出しても良かったかなと思ったりします。

実は歌詞のことをすっかり忘れて、曲の展開がそれまでに無かった感じに作れたので出したら、よく考えたら歌詞はラブソングだったなぁというのがあります。

この曲を今でも時々聴くことがあるのですが、その歌詞に出てくる女性、つまり若い頃に好きだった子のことが鮮明に蘇ります。

周りからいい雰囲気だから付き合っているのかと思ってた、なんて言われる関係性だったのに、ボクが踏み出さなかったせいで全く進展せず、その子は別の男に持っていかれました。

その苦味が蘇るのです。

青春の苦味です。

そんな感じで若い頃のボクは、初めての愛の告白で玉砕してからしばらく、踏み出せないでいたのです。

だから、恋愛観を歌にできるほど恋らしい恋がなかったのでした。

恋ゆえのエロ

それから少しだけ大人になって、ちょっぴり恋愛を経験した頃、確かに恋をしているんだけども、「性」の優先順位が「恋」よりも上になることが多くなってきました。

ただの「性欲」の暴走ではないと、ギリギリ言い切れるのは、今と違って相手は誰でも良いということがなかったからです。

若い頃お付き合いしていた方のことが人生でこれほど好きになった人はいないというぐらい好きでした。

ボクは喋り過ぎることが多いタイプの人間なんですが、その方は聞き上手で、ボクをさらに喋らせるのです。

それが心地よくて、夏に公園なんかで、一晩中喋っていたこともありました。

そんな感じなので、その方と一緒にいるとずっと気分が良いので、どこに行く時でも一緒にいて欲しいと思ってました。

たまに旅行にも行ったのですが、そうなると連日一緒なので、本当に楽しかったです。

当時はこんなに幸せで良いんだろうか、幸せ過ぎて怖いと思っていたほどです。

そんな感じで好き過ぎたものですから、なかなか行為に及ぶことが出来ませんでした。

行為に及ぶということは、自分の恥部を曝け出すことです。

そんな恥部を好きな人には知られたくないという気持ちが働いてしまったのです。

曝け出した果てにフラれたらどうしようと考えてしまっていたのです。

しかしながら、若いこともあって恥部を隠したい気持ちよりも性欲が勝ってしまいました。

ついに曝け出してみると、彼女は何もかもを受け止めてくれたのです。

これでますます彼女が好きになり、頭からかぶりついて食べたくなる衝動に駆られたこともありました。

そうなると隠すことが何もなくなったわけですから、エロ全開です。

とにかく気持ち良くなってもらおうと思いつくこと色々やりました。

隙あらば、行為に及ぼうとしました。

すると、「体だけが目的なの?」と言われてしまうところまで来てしまいました。

違う!

あなたが相手だから、ボクはブレーキを壊し、アクセルを踏みっぱなしに出来るのだ、

つまりあなたに恋してるゆえの性欲なのだ、

と弁明してました。

しかしながら、その恋は突然の彼女の心変わりによって終わります。

この時、ボクが最初に思ったのは、「嗚呼もうしばらくタダでセックスが出来ない」でした。

結果、ボクは恋が理解出来ない、性欲だけの男だったことを思い知ったのでした。

恋は性欲を満たすための道具でしかなかったのです。

恋とエロを切り離す

名曲、Mr.Childrenの『OVER』を聴いて、同じような目にあってる男はたくさんいることを知りました。

いずれ心変わりがやってきて、ダメージをもらうぐらいなら、初めから恋をせずにエロにだけ集中しよう。

そうすれば相手の心変わりが気にならなくなるんじゃないか、と考えるようになりました。
※自分に心変わりが来ることはない、そして心変わりするのはいつも相手だと思い込んでます。

そこからしばらくは恋とエロを切り離し、エロだけを求めました。

女性のことを、好きになれるかなれないかではなく、シたくなるかかシたくならないかだけで分類するようになってました。

エロを悟られまいと女性に接することも完全にやめてしまいました。

でも、不思議なもので恋を切り離しての行為は、相手のことを好きになった上での行為ほどの快感はありませんでした。

男なんて放出してしまえば、気持ちいいはずなのに。

やはり心が大事みたいです。

とはいえ、一度切り離してしまった恋とエロ。

もう元には戻らなくなってしまいました。

それで良いと考えるようにしてます。

これでまた結びつくようなことがあったら、それは不倫になるからです。

名作『失楽園』のように死ぬまでやめられなくなってしまうでしょう。

そうはなりたくないような、なりたいような。

ということで、風俗店の利用を続けます。

それではまた。

ありがとう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?