【レビュー】ポケモン剣盾は今回のDLC追加で完成したように思った

昨日の22時よりポケットモンスターソード/シールド（以下剣盾）の追加DLC「鎧の孤島」が配信されました。
筆者も早速DLして遊んでみましたが、このDLCを以ってソード/シールドは一旦の完成を迎えたのでは無いか。というのが正直なところです。

実はずいぶん前にポケモン剣盾のレビュー記事を書いて欲しいという投稿をいただいていたのですが、本DLCが来るまでは書かないようにしていました。

というのも、発売時点では少し”らしくない”アラだったり、開発が間に合ってないのでは…と思ってしまうような部分がチラホラあったからです。今回の追加DLCで剣盾でやりたいことのブラッシュアップや、ポケモンらしさのような部分が強化されている印象です。今回はそんな部分を考えながら、記事にしていきたいと思います。

※あくまであプレイヤーとしての筆者個人の意見です。
　ただのゲーム好きの記事としてお読みください。

追加されたステージは全面ワイルドエリアで登場ポケモンも追加

剣盾でおそらく最もインパクトがあって、挑戦しているのが”ワイルドエリア”かなと見ていましたが今回の追加された陸の孤島はオールワイルドエリアということで、剣盾の良いところを上乗せで追加されたような印象です。おそらく時間さえあればガラル地方全てがワイルドエリアのようにしたかったのではないかな。と筆者は思っていて、追加コンテンツではそれが実現していたので良い追加だなあと思っていました。

ポケモンの追加は当然ですが、特筆すべきは「ポケモンの連れ歩き」がレッツゴーピカチュウ/イーブイ以来に実装された点です。
ポケモンをオープンワールドで連れて歩けるというのはそれだけで世界観がグッと魅力的になるので素晴らしいと思いました。

あとは細かなキャラの演出などもわかりやすくなった印象です。
この辺は見せ方や場面にもよるので一概に比較できませんが、キャラの立ち位置や掛け合いがより自然になった気がしました。

一方で、追加されたポケモンは数が想像よりも少なかったですがポケモンらしさの部分がよりうまく表現されているのかなと思いました。めちゃくちゃデカいホエルオーがオブジェクトのようにエリアに存在していたり、全速力で追いかけてくるサメハダーなどは大変楽しいです。あと個人的にはストライクとカイロスが思った以上にデカいのがワクワクしました笑
気になる方は実際のゲームで確認してみてください。

細かい部分の改善が相当行われた印象

最初に書きましたが、剣盾に関しては開発が相当間に合っていなかったのでは…と思うようなことがたくさんありました。実際にVer.１.00の時はいきなりソフトがクラッシュしてレポート書くとこまで戻ったりなど、全体的に不安定な動作を見せることもあったのです。
そんな中追加DLCを更新して思ったのが、いきなりロードが速くなっていました。そして細かい部分だとすぐ競合していたパスワード設定が4→8ケタに変更されるなど、なんでこうしたんだろう…という部分がしっかり解消されている印象を受けました。

こういう面に関してはゲームが付加価値がついて面白くなったというよりマイナスが０になった部分です。ただ、明確なマイナス部分が解消されたことは直そうと思わないと永遠に治りませんので非常に良いことだと思います。

最後に小言を少し

全体的に良くなった！という印象でしたが最後に小言を言うと「初めからこうであって欲しかった」と思います笑

特にDLC追加が発表された時点で良くなるのは期待できていたのですが、発売当時は当然発表もなかったので、間に合ってないのでは。としか思えないような部分が多かったです。

ただこれは自身の戒めにもしたいのですが、こういうときに正直に開発状況を言うのって難しいのかもしれません。明らかにマーケ効果としてはマイナスですからね。特にポケモンのような超大型タイトルではズラせない事情などもありそうなので難しいのはわかるんですが…という。

あとはマックスレイドバトルに関しては、個人的にはあまり面白く思えなかったのですが特に大きな手は入っていないようでした。
目玉コンテンツなので弄るわけに行かないのでしょうが、もう少し改良の余地が見える気がしますね（秋のDLCで改善して欲しい）

ポケモンの登場数に関してはまだ不完全ですので、秋の追加DLCではより完全体になることを期待しています。

以前この記事で書いたようにDLCは100点をより伸ばすようなものが理想だと思っているので、次のDLCではそのようなものが追加されることを期待しています。

最後に筆者の1番のお気に入りポケモン「ニョロボン」が実装されたのですが、技の貧弱さをネタにされていたとは思えない超強化がされていました。

ニョロボンの時代か・・・？と思った瞬間にウーラオスのような上位互換的な存在が出てくるのもまた・・・笑