シン・エヴァンゲリオン観てきました
皆様こんばんは。元気でお過ごしでしょうか。3月にもなりまして、気温のアップダウンが激しい日々ですね
さて、今回は久しぶりに映画を観てきました。名探偵ピカチュウ以来…
エヴァンゲリオンです。一応映画、アニメ、漫画と一通り観てはいるもののそこまで詳しいわけではない筆者です。ただ、率直に言ってすごく面白かったです。
感想記事を書きながら感想をまとめていこうかなと思った次第になります。まだ観てない人はこの記事はおすすめできないので、ご注意ください
いかに【終わらせるか】の一点集中型ジブリエヴァだった
今回のエヴァの感想はこれにつきます。毎度毎度終わらせ方で波紋を広げてるエヴァシリーズですが、今回はこの部分のみに徹底してフォーカスしている映画でした。ゆえにもうエヴァは絶対に作らねえからな。というメッセージがとても伝わってくる感じでした。と、同時に視聴者もエヴァというアニメから卒業しろ!という意味もあったのかなと思います。(最後のシーンなんかはそういうことだと思う)
とにかく次々と登場人物が色んな意味で卒業していきます。みんな加齢していくのがまさにそれで、エヴァの呪い(年取らない)設定があるから余計に効いてる感じがします。そして年取ってる人がみんな幸せそうなのが非常に印象的。
これは推測ですが、シンゴジラとシンウルトラマンという作品を作り出せたことによって庵野監督自身がようやくエヴァを終わらせることで、1番エヴァの呪縛から解き放たれた。ということなんじゃないかなという気持ちにもなります。それくらい徹底的に「終わりです!」というメッセージにこだわってる印象を受けました。
そして、自然の情景だったり暮らす人々だったりにはかとなく感じるジブリイズム。エヴァってどっちかというとひたすらシンジ界隈の人間関係の話の印象があったので、世界観の部分にスポットしているのがなんか新鮮です。この辺は君の名は。などに影響を受けたりしているような気もしましたが、原発事故やコロナ禍というリアルな事件が与えた影響な気もします。割と現実世界がとんでもないことになっているので、エンタメにもその影響は少なからずあるはず。
あとはループものなんでしょうが、ループものでありがちなずっと説明モードになっていないのは見事の一言。ここがメインになるとだんだんついていけなくなるので
エヴァ序から15年、TV版から25年でようやくエヴァンゲリオンは終劇へ
TV版から四半世紀。ようやくエヴァは終わったんだな。という気持ちがすごいです。緊急事態宣言が明けて即公開に踏み切った理由もなんとなく伝わります。早く公開して即刻終わらせたかったんだなということと、ちょうど卒業シーズンですし。そういう意味では延期してよかったのかも。
ということでこの記事もこれにて終わりになります。
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