VRに「呼吸」と「匂い」のフィードバックテバイス

息を吐く、吸うといった動作や、息を吹きかける、息の氏やすさのフィードバックを可能にしたデバイス「AirResマスク」が開発されたそうです。

マスク内のバルブを調整して行うことも可能で、そのシステムを使用して行きグルさを実現しているとのこと。
走った際の息切れや煙が充満した屋内のシーンなどに活用できるとのことです。

息のしやすさまでデバイスで実現可能になると、一緒にマスクにつけてほしい機能としては、「匂い」でしょう。
匂いのデバイスも実はすでに発表されています。

http://feelreal.com/

Oculus Riftなどのヘッドアップディスプレイは現実と区別がつかないほどの没入感で仮想現実を体験することができますが、そんなVRヘッドセットの映像に合わせて「ニオイ」「冷温風」「振動」「ミスト」を生じさせ、VR現実をもっとリアルに体験できるVRマスクが「FEELREAL VR Mask」です。

https://gigazine.net/news/20150418-feelreal-vr-mask/

ニオイだけではなく、温かい風、冷たい風などの温度のフィードバックも可能とのことで、前述した息のデバイスと組み合わせることを妄想すると、様々な夢が膨らみます。

VRのデバイスには、ご存知の方も多いとは思いますが歩行型デバイスもあります。

ゴーグルのように装着するディスプレイ装置で聴覚・視覚を遮断してバーチャルリアリティを実現するヘッドマウントディスプレイという製品がありますが、体は映像の世界から分離された現実にあるため、完璧に映像の世界を体感しているとは言えません。「Omni」は専用のシューズを履いて土台の上で動けば、ゲームの世界を歩いたり、走ったりすることができ、バーチャルリアリティをほぼ完璧に再現したデバイスです。

https://gigazine.net/news/20130701-omni/

ゲーム内の没入感を高めるデバイスとして様々な工夫がされたデバイスがありますが、共通することは、VRを装着することすら面倒なのにさらにつけるものを多くするなんて億劫だ……という感情が個人的にあります。

一つの空間で、映像、音、揺れ、水滴、煙などのフィードバックを可能にした4DXは体験したことがある人も少なくないはず。
今後は、ゲーム体験専用の様々なフィードバックを部屋ごとで行うゲーム部屋が緩やかに普及していくかもしれません。

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