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早期発見した病気(ステージ0乳がん)のことVol.27(2回目の入院)

昨年夏に乳房摘出と同時再建の手術をしてから約半年、2回目の入院をすることになりました。今回は前回の手術時に挿入したティッシュエキスパンダーをシリコンに入れ替えるための手術です。入院期間は前回よりも短く、体への負担もグッと楽だった2回目の入院のことを振り返りたいと思います。
(前回の入院のことや、退院後の再建の経過については以下記事にまとめています。)

1.入院準備

今回の入院は2回目ということもあり、私も家族もあまり不安はありませんでした。なので、前回のように実家の両親のお世話になることもなく、夫にお任せすることにしました。

私が準備しておいたことは、

①入院中に必要になるであろう食料品の調達と準備
 (学校で必要になる麦茶、ヨーグルト、野菜ジュース、おにぎりの冷凍等)
・「入院中カード」づくり
 これは前回同様に、私の入院期間中の「子供の予定(習い事等)」と、
 「お手伝いして欲しい内容(花の水やりとかゴミ捨て等)」等を書いたカードの
 ことです。(今回はポスター用の画用紙の表裏に日別に、イラスト付きで描き
 ました)

の2つだけでした。

私の入院グッズは、以下の記事に記載した「入院グッズとして準備しておくと良いもの」を参考に準備しました。

2.退院までの経過

前回同様、入院前にPCR検査を受けました。無事陰性でしたので手術前日に入院となりました。朝9時頃入院手続きを済ませ、そのまま形成外科の外来で医師の説明を受けた後、病棟に移動しました。
今回は乳腺科ではなく、形成外科の患者としての入院となりました。

退院までの時系列の経過は以下のとおりです。
・手術前日:入院。21時以降水飲み。
・手術当日:朝食はアルジネードウォーターのみ。
      手術(9時から12時)。大胸筋下ドレーン挿入(1本のみ)
      16時以降:飲食可能
      ※翌日朝までベッドで過ごす。
・手術翌日:10時頃:点滴終了。尿の管も外し身動きできるようになる。
      午前中&21時:抗生剤の点滴(各1時間)
      夕方:シャワー開始
・術後2日目〜3日目:9時&21時:抗生剤の点滴(各1時間)
・術後4日目〜退院まで:抗生剤(錠剤)服用(3食後)
・術後6日目:ドレーン抜去
・術後7日目:抜糸。退院

3.前回手術との違い

1回目の手術は乳腺を摘出し、再建のために大胸筋下にティッシュエキスパンダーを挿入しました。ティッシュエキスパンダーに圧迫されて、術後はしばらく痛み止めが欠かせませんでした。
一方今回の手術は、すでにティッシュエキスパンダーによって広がったスペースにシリコンを入れるだけでしたので、特に痛みもなくとても体が楽でした。
(看護師さんによると痛みを感じる方もいらっしゃるとのことでしたので、個人差はあるようです。)

また前回は大胸筋の上と下から2本のドレーンを挿入しましたが、今回は大胸筋下の1本のみで、少し身動きが楽でした。またそのおかげか、入院日数も14日から9日とかなり短縮されました。

4.想定外だったこと

前回よりグッと楽だった2回目の入院でしたが、想定外だったことが2つありました。

一点目は「病室が思った以上に暖かい」ということです。
私はかなり冷え性なので、自宅ではかなり着込んでいます。
そのせいか、入院用のパジャマとして前開きでかなり暖か目のものを購入しましたし、レッグウォーマー等の防寒アイテムも持参していました。
でもいずれも暖かい病室には不要でした。
結局前回の入院時と同じ綿100%の長袖パジャマばかり着ていましたし、足も裸足で十分でした。
病室は年間を通じてほぼ一定の温度に保たれているので、あまり季節の変化を意識しなくて良いようです。

そして2点目は、「私の入院中に夫がコロナ陽性になったこと」です。
夫は、私の入院3日後にコロナ陽性であることが判明しました。私はPCR検査で陰性でしたので、私の入院後に感染したのかと思います。
幸い熱も高くなく、喉が痛むくらいですみましたが、娘には夫の症状が変化したら私に連絡するようにと伝えておきました。

子供の学校はオンライン授業に切り替え、習い事等もお休みとなりました。
食料は、防災備蓄等で賄えたかもしれませんが、夫は自治体の支援物資やコンビニのデリバリーサービス、ネットスーパー等を活用していて、普段とあまり変わらない食生活を送っていたので安心しました。

入院前、一応感染リスクを考慮して、あまり混んでいるところに外出する等は避けていましたが、インフルエンザの予防接種はコロナ前を最後に受けていませんでした。今回のようなこともあるので、来年は必ず受けようと思った次第です。。





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