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早期発見した病気のこと(ステージ0乳がん)

おはようございます。セトナツキです。

突然ですが、私は昨年5年ぶりに受診した会社の乳がん検診で、ステージ0の乳がんである「非浸潤性乳管がん(DCIS)」に罹患していることが判明しました。
退職しようと決意した2021年のお正月から、実際に退職するまでの間に1年以上かかってしまった背景にはこの病気が大きく関係していました。

ステージ0の早期発見ということもあり、非常に幸運であったことは重々理解していましたが、その治療法としては乳房を全摘するという手術しか選択肢がなかったため、決断にとても悩みました。

とても辛い治療を受けている方がたくさんいる中、私の場合は身体的な苦痛がほとんどないとても恵まれた状況だということはよく理解しています。
ですが、胸を切るということは、目に見えない臓器の手術とは異なり、色々な葛藤がありました。

結局、発覚から約8ヶ月後に全摘手術をし、現在は再建中という状況です。
発覚から手術をするという決断に至るまでの間、整体院通いをしたり、MRI検査の再検査を依頼して再度実施してもらったり、ネット上で閲覧できる様々な論文を読んで著者に問い合わせたり、セカンドオピニオンを取ったりetc、とにかく色々なことをしました。

この間、自分がどのようなことを感じ、またどのように心境が変化していったか等を数回に分けて綴っていきたいと思います。

私は、家系的にがんという病気とは縁遠いと思っていましたが、この病気のことを仲の良いママ友や同世代の会社の同僚に打ち明けたところ、自分もいつか罹患するのではととても心配されている人や、実際に身近な人を乳がんで亡くされた方が少なくないことに少し驚きました。
またステージ0の乳がんというものもほとんど知られていないということにも気づきました。

これから数回分けて綴っていく記事はあくまでも私の体験談になりますが、少しでも心配されている方々の参考になれば幸いです。

✴︎私の通院時(2021年秋頃から2022年春頃)の情報をもとに記載している点と、治療等の条件が全ての方に当てはまるわけではない点については、ご理解のほどよろしくお願いします。



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