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第33回『東京は愛せど……』

・『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』……『スイス・アーミー・マン』(16)で知られるダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの2人組〈通称:ダニエルズ〉が監督を務めた映画作品。プロデューサーはルッソ兄弟。2023年アカデミー作品賞を受賞。

・『フェイブルマンズ』……スティーヴン・スピルバーグが自身の子ども時代にインスパイアを受け、監督を務めた映画作品。第47回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。本作はスピルバーグの母リアと父アーノルドに捧げられている。

・「首都圏でやることもできました。でも、ぼくたちはそうせずに熊本でやったわけです。今日、公演を観ながら、そうしてよかったと思いました。初めてこの作品が、『日本』のことではなく、『東京』というひとつのローカルを描いているんだということがわかったからです。つまり、東京というたんなる地方の話なんだと。そうぼくには見えて、面白かった」
【《『三月の5日間』は知っている ――九龍ジョーの見たチェルフィッチュ20年史》から、岡田利規(チェルフィッチュ)、熊本で開催された『三月の5日間』上演100回記念公演(2011年12月)、記念パーティの席での挨拶より】

・『三月の5日間』…2003 年のイラク戦争開戦時に、六本木のライブハウスで出会った男女が、そのまま渋谷のラブホテルに行き、そこで五日間を過ごす、という話。


・「『東京の街が奏でる』の“東京”は、首都としての東京ではなくて、ローカルな場所としての東京です。ローカルな場所というのは、東京から首都が移転して、大企業の本社が全部引っ越して、その後でも残る東京、みたいな意味です」
(小沢健二「ひふみよ」、『東京の街が奏でる』コンサートの告知文『ローカルな東京』より)

◽️エピソードのための音楽
Kanye West『808s & Heartbreak』(2008)⁠
▷Spotify⁠⁠⁠ ⁠⁠

▷Apple Music⁠⁠⁠

《イベント告知》
ネオ五条楽園×心の砂地
『天使だったなら』

【日時】5月20日(土)
OPEN 13:00
START 14:00
会場 APOCシアター@千歳船橋
通常チケット ⁠¥2,000⁠
限定Tシャツ付きチケット ⁠¥4,000

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