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第19回『悪趣味的な、あるいは悪趣味的な』
・東京五輪での精算
・心の砂地「いかがわしさのススメと葛藤」(21年4月配信)
●「悪趣味」とは何か
∟90年代サブカルチャーの一つのジャンルとして
「悪趣味、バッド・テイスト、鬼畜系、電波系」というものがあった
「この世に真実などない。あらゆる物事は、その内に外に”数限りない物語”を秘めている。そして、その物語は、人間様中心の妄想であるという意味で、”全て等価”なのである。だから何を考えても許される。これが当ブックシリーズの編集ポリシーだ。妄想にタブーなし!」
・ロマン優光『90年代サブカルの呪い』(20)
・香山リカ『ヘイト・悪趣味・サブカルチャー 根本敬論』
・宇川直宏(DOMMUNE)EDITによる重要作 (本ツイートより抜粋して引用)
日本 #悪趣味 文化の歴史変遷、宇川EDIT纏めてみました!皆様編集4649です▶︎【前史】(明治)宮武外骨「滑稽新聞」【第一次:エログロナンセンス期】(大正)宮武外骨「変態知識」→上森健一郎「変態資料」→(昭和)江戸川乱歩→夢野久作→梅原北明「グロテスク」→阿部定事件<終焉>(続→)
— UKAWA NAOHIRO™ (@DOMMUNE) June 4, 2018
根本敬「因果鉄道の旅」(93)
2010年の幻冬舎文庫版には 「下品、矮小、間抜け、暴力的、自分勝手、過剰な自意識と無意識、人間(おもに無名人)の、あらゆる愚かさを冷徹な観察眼で濃厚に描き、笑ってはならぬと思いながらも笑ってしまう究極のエンタテインメント」と書かれている。
田野辺尚人他「悪趣味洋画劇場」(94)
秋田昌美「スカムカルチャー」(94)
ユリイカ「悪趣味大全」(95)
青山正明他「危ない1号」(95)
村崎百郎「鬼畜のススメ」(96)
村崎百郎 x 根本敬「電波系」(96)
・雑誌でも「悪趣味」の流れを含んだものが出版されていた。
●GON!(94 ~ 01)
●映画秘宝(95 ~)
●BURST(95~05)
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『権威の頂点』と『弱者』を同じレベルで茶化した場合、『弱者』のほうにはるかにダメージが行くのは自明だ。「等価である」と青山が言う時の視線は、自分の行為にしか向いておらず、社会構造の非対称性は一切無視されている。
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