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新型コロナウイルス感染症の感染リスクを回避し、自らの使命である事業に専念する二者両立を達成するために

 新宿と並んで「夜の街」のクラスターで話題となっている池袋。その池袋を要するのが東京都の豊島区です。豊島区では、ホストクラブなどの接待を伴う飲食店で新型コロナウイルス感染症の感染者が集団発生した場合、休業の要請をし、その休業要請に応じた店舗には協力金を支給する方針を固めました。
東京 豊島区 ホストクラブ対策に全力 休業に協力金 新型コロナ(NHK)

・事業者に対して休業要請をする
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・事業者は収入を得られず、固定費の負担に苦しむ
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・事業者は生き残るために休業要請を拒否して営業する
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・休業要請に従わない事業者に対して罰則が科される

 新型コロナウイルス感染症で命を落とすか、それとも貧困により命を落とすかという二者択一は、あまりにも悲しすぎます。
 このような二者択一ではなく、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを回避し、自らの使命である事業に専念するという二者両立が図られる必要があります。
 そのためには休業要請に応じた事業者への補償が必要であり、その原資となる資金をどう手当てするかが重要な課題です。
 豊島区が出す協力金は全額、東京都で補助することを検討しているとか。
 小池東京都知事は「豊島区の取り組みを一つのモデルケースとして、その結果も踏まえ、ほかの区や市も心配されていることから、区市町村に対しての補助制度などを構築したい」と述べています。
 こういう取り組みがどんどん広がっていくとよいですね。

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