マジで⁉

6月26日の河野太郎の「たろうとかたろう」での出来事、録画で見ていて26分58秒あたり、株で儲けるべきかの話の後だった。質問が映っているであろうタブレットを見て、河野さんがこう読んだ「以前テレビで見たのですが、DMV…」この時、生で見たかったと後悔((笑))
DMVとは下の画像のような乗り物だ。バスの車体で線路も走れるというものだ。

本来は赤字路線の多いJR北海道が、それまでの車両に比べ安く、車体が軽いため線路の保線がしやすいという試算を受けて、コスト削減を狙って研究開発していたものだ。しかし、JR北海道は限られた資金を他のことに集中させるために断念。頓挫してしまう。
しばらく、話を聞かなかったが、つい最近安佐海岸鉄道でDMVが導入されるというニュースを新聞で見た。(いつ研究開発していたんだろう?)
これを言いたいためにこのnoteを書いているのではない。いつだったか忘れたが、BSフジの「鉄道伝説」でDMVの特集があり、導入までの経緯、過程が放送された。その中で国交省がDM導入に出した条件が

専用線区化、DMVだけ。専用線化してはDMVの線路と道路を走れるというメリットを消してしまう。なんなら、バス転換した方がいいぐらいだ。
単車運行は、まぁ、まだわかる。
行き違いは道路のみ。全くもって意味が分からなかった。ほとんどが単線で行き違いは駅だけ、という地方鉄道が多い中、こんな意味不明な規制をかけるとは…
これらを受けて思ったことは、「国交省には地方鉄道にDMVを入れるな」「地方鉄道を殺す気か!」である。ただ思うだけでは意味がない。誰か動きそうな人.…

あ、

いた、河野さんだ!

丁度、たろうとかたろうの質問箱が出たので書いてみた。目に入らないだろうけど、見てほしい見てほしい、と思いながら。
そしたら読まれた。反応は
「本当にそんな規制あるのかな?ちょっと、分からないので調べてみます」
日常生活で「調べます」って信用できないけど((笑))変わるといいなぁ。そんなこと思っていたら

まさか、本当に動いているとは…下の画像のようなことを言うぐらいですから、流石のスピード感重視。

いや~、ありがとうございます。本当に変わればいいです。せっかく地方鉄道を維持、活性化させるかもしれないDMVが完成、実用化、営業開始したにも関わらず、国交省が出す規制はDMVを無駄にさせるもの。技術的問題であるから規制をかけるのは違う。規制をかけては技術を改善させる機会を喪失させる。地方の交通の維持が課題となる中、変わることを祈る。


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