これからの立憲民主党

先に言っておきますが、立民支持者ではありません。立民の代表選がおわり泉ケンタ新代表が就任しました。今後立民がどうあるべきでしょうか。

財源の議論から逃げない

旧民主党で革新的公約を掲げながら実現できなかった。なぜか?巨大な社会保障の財源を示せなかったからだ。財源を明確化できなかったり増税するにしても党でまとまらなかった。このことをしっかりと検証し前に進めていかなければならない。また、一時的消費税減税を掲げているが、一度減税しても、もとに戻すにはエネルギーが必要である。これを党でまとめなければならない。

安定した外交を

民主党政権では基地移設を巡り二転三転とゴタゴタ。また、政権崩壊後の外交の主張は現実無視である。防衛費の増額を批判するならば、どういう外交であるべきなのかを示すべきだ。外交がゴタゴタの極めつけが共産党と共闘だ。日米同盟を基軸にするなら、なぜ日米安全保障条約の破棄を掲げる共産党と共闘するのか。限定的閣外協力であっても国民からは不安材料である。外交をまともにするには野党外交をしっかりと行い取り組む姿勢を見せなければならない。

野党共闘の見直し

小選挙区では共産党の票を獲得して議席を増やした。しかし比例では投票先が不明瞭だったり、共産党との共闘に不満を持つ中道から保守層が維新と国民に流れた。そもそも、共産党と共闘する必要はあるのか?民主党政権で共闘したのか?なぜその時はしなかったのに、今はするのか?それに、所属議員や支持者から反発があったのになぜしたのか?これでは目先の議席のためだけに共闘したという風に見える。それに、本気で政権交代するつもりでいるなら共闘を見直さなければならない。また、戦略も変えなければならない。

イメージ刷新を

立憲民主党には真面目に働いている人もいるのに、枝野氏、安住氏、福山氏といった幹部のイメージが悪くまた、報道される国会での姿は反対と批判。これではただ反対するだけでなんのための存在なのか国民に伝わらない。また未だに旧民主党の幹部がいることもイメージダウンに繋がっている。やはり民主党政権での失敗は頭の片隅にあり旧民主党幹部が出てくることは、その失敗を連想させてしまう。負のイメージを払拭させるにはやはり抗体が必要である。また批判ではなく対案を示し落ち着いた議論を行うべきである。

なん色々書いたが立憲民主党には課題も多く乗り越えないといけないことも多い。もしこのまま弱いままなら自民党には危機感が生まれず政策の競争が生まれず、腐敗も進む。政治が健全であるには野党こそ真面目にならなければならない。



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