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株式情報番組「Japan Stock Channel」での内容について<後編:海外展開について>

こんにちは。ラバブルマーケティンググループ(9254)IR担当です。「Japan Stock Channel」に当社代表取締役社長の林が出演し、動画が公開されましたのでその内容についてピックアップしてご紹介させていただきます。※動画は以下よりご覧いただけます。(約12分です)

動画は前編と後編に分かれていて、前編では当社のビジネスモデルや収益構造についてお話しております。☞前編の記事はこちらをご覧ください。
後編では、成長戦略の一つである海外展開についてお話しております。動画または、こちらの記事で直近の取り組みについて理解を深めていただけますと幸いです。

※記載内容につきましては、ご理解いただきやすいよう加筆修正をさせていただいております。

Japan Promotion Project※1 ではどのようなことをされているのでしょうか?

国内のSNSマーケティング事業は引き続き伸びていくと思っています。また、上場企業として非連続的な事業規模の拡大をするためには、新しいチャレンジをしなければならないと思っています。いくつか色々なチャレンジをしていますが、その中でも一番力を入れているのがこの「Japan Promotion Project」です。

※1 Japan Promotion Project:日本の食・文化・観光/旅行・製品/サービスといったあらゆる資産をグループ全社が横断的に保有するノウハウや強みを最大限活かし、日本と世界をつなぐプロジェクト

日本政府もインバウンドを増やしていくために力を入れていますし、日本として力を入れていくべきマーケットだと思っています。我々が培ってきた”伝える力”を使って、日本の魅力を海外に伝え、結果として日本へ来てもらったり、日本の製品・サービスを買っていただく、といったことを全グループ会社の総力を結集して広範囲でやりたいと思っています。

海外で事業を展開しているのがDTK AD(タイ)とラバブルマーケティンググループ アジア(マレーシア)ですね。直近でマネタイズできているビジネスはどのようなものがありますか?

DTK AD(ディーティーケーアド)は昨年子会社化した会社ですが、業績も良く、伸びています。DTK ADの活動実績の一つとして、「ファムトリップ※2」があります。日本の地方自治体がクライアントで、観光誘致を目的に、タイ現地のKOL(Key Opinion Leader=インフルエンサー)が日本に実際に訪問し、知られざる桜の名所など日本の各所を取材し、SNSで発信してもらうということを行っています。
タイでは日本以上にSNSが利用され、検索にもよくSNSが利用されています。

※2 ファムトリップ:Familiarization Trip(ファミリアライゼイション トリップ)の略。観光誘致などを目的とし、外国の旅行業者やインフルエンサー、ライター、メディアに自治体などを現地視察してもらい、記事や動画、SNS投稿といったかたちで視察先の魅力を発信してもらうプロモーション施策。

TASTE FOOD JAPAN SDN.BHDの「お試し出店サービス」こちらも面白い取り組みですね。

日本をプロモーションすると考えた時に、先ほどの観光資源と同様に「食」も魅力的なものがいっぱいあります。日本は飲食店が多く、これから日本の人口が減っていくなか、海外出店したいというニーズは高まっています。

ただ、日本の味と同じではなく、敢えて変えないと受け入れられないケースがあったり、現地で人を雇ってお店を契約すると撤退する時が大変だったりとコストや手間がかかります。そういったリスクを抑えた海外出店をまるっとお手伝いするのがこの「お試し出店サービス」です。

6か月の間で色々なトライをしてもらい現地の反応がよかった場合は、別のテナントを探して本格出店するところまでサポートさせていただき、ワンストップで出店サポートできるような体制を作っています。

メタバース空間活用も同領域ですか?

メタバースは2008年に私がSNSはこれから重要なプラットフォームになると思った時と似た感覚を抱いていますので、長期視点でトライしている領域です。

メタバースと海外領域(Japan Promotion Project)の掛け合わせでトライしている事例もあります。日本のサブカル的な文化も一つの資源で、今年2月にタイで、XR技術を使用して日本のスタジオにいるVTuberとゴーグルをつけた現地のタイ人がリアルタイムで交流できるイベントを実施しました。

VTuberは2次元の世界で実在しませんが、メタバースを使えば会って話すこともできるといった実証実験を行いました。非常に好評で第2弾も実施する予定となっています。離れた日本とタイでメタバースの技術を使ってコミュニケーションが取れることを検証している段階です。

株主優待を新設されましたが、どのような考えで実施されたんでしょうか?

株主還元として十分かと言われると、もっとやれることが増えるといいなと思っています。ですが、上場してまだ日も浅く、知らない方も多いと思うので我々を知ってもらうきっかけになればと思い株主優待を新設しました。

上場企業で長く評価されている会社は、日本だけでなく海外でも売り上げが立っている会社が多いです。我々も海外事業が国内事業を超える状態を作っていきたいと思っています。


ご覧いただきありがとうございました。
今後ともラバブルマーケティンググループをどうぞよろしくお願いいたします。

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