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株式会社イベントス主催 個人投資家向け IRセミナー 質疑応答公開のお知らせ

こんにちは。ラバブルマーケティンググループ(9254)IR担当です。

今回は、2024年7月4日に開催いたしました株式会社イベントス主催 個人投資家向けIRセミナーで、投資家の皆さまから頂戴したご質問からいくつかピックアップして紹介させていただきます。

↓IRセミナー本編は以下よりご視聴ください

※動画内での回答を要約したものとなります。

Q 競合を教えてください

競合は大きく2種類に分けられると思っておりまして、社長ご自身がインフルエンサーであるなどここ数年で新しくでてきた企業と、長くSNS領域で行っている企業です。後者の複数社が上場しており当社もここに入ります。同じグロースにいるサイバー・バズさんやホットリンクさんは競合と言えるかと思います。

Q パイオニアならではの強みはどこですか

当社は2008年に創業しており、当時から「運用支援」を一貫して行ってきた企業は当社のみと自負しております。その中で当社が関わった案件で炎上したことは一切ありません。そこで培った信頼感は大きく、金融機関、IT企業、車メーカー、食品メーカー、化粧品メーカー、エンタメ業界など大手企業を中心に多種多様のサポートをさせていただいております。
また、どこのプラットフォームが強いのかと聞かれることも多いですが、創業から様々なプラットフォームの変遷を経験・適応し、お客様にご提供してきたノウハウを蓄積しております。これからもそのような変化はあります。昨今では旧Twitterが買収されXになり大幅な仕様変更がなされました。変遷に対する対応力と信頼感は当社の強みになると思っております。また、人が手を動かす「運用支援」だけでなく、それをサポートする自社開発のソフトウェア「運用支援ツール」も伸びております。一気通貫でサポートすることができることも当社の強みと言えるかと思います。

Q ファムトリップはどのようなサービスでしょうか?

インフルエンサーが日本にきて取材をし、情報発信してもらう一連のパッケージサービスのことをファムトリップと言います。タイからの訪日観光客は約3割がリピーターと言われており何回も日本にきます。
ですが、東京・大阪・京都・北海道などの有名な場所には行くのですが、他の地域、例えば新潟にある桜の名所のようなところへは知らないので行けないわけです。そこを当社のサービスで県の素晴らしい名所を発信するご支援をしております。

Q ファムトリップは自治体や企業からの発注ですか?

はい、そうです。先ほどご紹介しました桜の名所も県からご依頼いただいて支援させていただきました。

Q インバウンドにおいて、競合があまりいないということは先行者メリットがある、あるいは伸び代がある領域と考えてよいか

そう思います。日本と使っているSNSのプラットフォームは同じでも言語も文化も違うので国内で培ったノウハウが国によって生きるところ・生きないところがある、それをアジャストしていくことはそんなに簡単なことではありません。タイの子会社ではタイ人がおり現地の文化がわかるようになっていますので他の国でも同様に行っていければと思っています。

Q 海外展開はどの国に注力していきますか?

特定の国はあまり考えておらず、日本を世界に売り込んでいくことをしたいと考えています。現状としては多くの実績をもって活動しているタイの子会社がありますのでタイの事例が多くなっておりますが、昨今マレーシアに法人を設立し、私自身が陣頭指揮をとってマレーシアを拠点に東南アジアでのサービス領域を広げていくことを考えております。

Q 海外展開における見通しを教えてください

SNSマーケティングの市場においても年間10%以上成長しているわけですが、我々としては伸びる市場に身を置いて我々の強みを生かしていくということをやり続けるつもりでいます。このインバウンド領域は確実に伸びていく領域です。そこでまだ決定的なプレーヤーはなく、我々の強みであるSNSを通したコミュニケーションを生かして事業を伸ばしていきたいと思っています。

Q 自治体からの発注は国の政策の恩恵もありますか?

はい、日本国内のマーケティング支援でも官公庁等とお付き合いがあります。失敗が許されない領域でのサポート実績も信頼があってと考えております。

Q 今後どのSNSが伸びそうですか?

Xは全世代で強いです。TikTokは米中関係で色々ありますが、やはり若年層を中心に非常に影響力のあるプラットフォームになってきており、この傾向は今後も続くと考えます。当社でもTikTok専門チームを設立しましてTikTokの提案量を増やす方針で動いております。

Q 売上・利益が好調な理由を教えてください

売上に関しては市場の拡大、SNSの重要度の拡大が大きいです。ここ1~2年において広告・マーケティング領域の一番重要なポイントがSNSになってきていると感じています。それまではマスメディアが強かったのですが完全にSNSが中心になっており、やらない企業がないといえる状況になってきたかと思います。
利益に関しては、2年ほど前に採用したメンバーの戦力化が大きいです。提案量や質があがることで生産性の向上に繋がり、利益率の向上に繋がっています。

Q 運用支援ツールの新規獲得・定着はどのように行っていますか

ツールを専門に営業するチームを1年ほど前に立ち上げたことでお客様に手厚いサポートができるようになりました。定着に関してはどこが使いやすく、どこが使いにくいのかなど分析・改善を繰り返しております。今ご提示している資料では解約率は解約が上がる時期が入っているため少し上がって2%代ですが、昨年度の実績は1%代で推移していますので一度使っていただくと便利すぎてやめられないツールになっていると思います。

Q 課題はありますか?

課題はたくさんあります。まだまだ成長させたいですし、もっと社会で存在感のある会社になってより良い社会作りに貢献していきたいと本当に思っているんですけど、今日お話しした中での課題という意味ではまずは海外展開です。国内ではある程度の成功法則を作れてはいるのですが、海外では今作っているところなので色々なチャレンジをして頑張っているところです。

Q 離職率や社員構成について教えてください

開示はしていませんがあまり辞める人は多くない会社だと思います。男女割合は女性の方が多く現在6割ほどです。外国人はタイの会社に20人ほど、1部日本人もおりますが大半はタイ人です。年齢は20代が多い会社です。

Q 今後の展望や夢を教えてください

ラバブルマーケティンググループと社名に掲げている通り、押し売りに近いようなユーザーが望まない企業活動を変えていきたいと思っています。そのためには我々自身がもっと大きくなって、業界に欠かせないピースになることが重要になると思っていますので成長していきたいと思っています。
そのための戦略として日本国内だけではなく、我々の強みを生かして日本を海外に売り込み拡大させていく、まだ具体的な数字はお伝えできませんが国内・海外の売上比率を1:1になるくらいにしていきたいと考えています。
株価ベースで評価される大手企業は大体海外事業の比率が高いです。日本だけを見るのではなく世界で活躍していく会社にしていくことで会社を評価していただけるようにしていきたいと思っています。


たくさんのご質問をいただきありがとうございました。
引き続き、ラバブルマーケティンググループをどうぞよろしくお願いいたします。

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