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(見てきました)「押見泰憲ライブ」

8月1日「押見泰憲ライブ」見てきました。
楽しかった!楽しかった!
ただの感想のため、流れとかはめちゃくちゃです。

コロナ後、初の劇場でした。お客さんもかなり減らされていましたが、笑い声に包まれて、寂しい感じには思いませんでした。小さい小屋にありがちのぎちぎち感がなくゆったり見れて、個人的には居心地良かったです。(興行としては厳しいかと思いますが)暗転すら懐かしい。

ネタ。
1本目の最初のボケ(旅館)とか、2本目の上司と分かるくだりとか、突拍子もないボケがめちゃくちゃ好きです。
しずる村上さんも指摘されていましたが、犬の心の役割の片方を担ってるように作られていて面白かったです。
1本目は犬の心時代の押見さんポジション、2本目がいけやさんポジションだったように思いますが、確かに1本目の違和感が全然なくて(見ている方もどんなネタをやるのか緊張していたので余計)、そういう構成の上手さも感じました。他のネタも楽しみで、R-1も今から期待ばかりです。

新芸名、意外だけどやしろさん案と聞いてものすごく納得。発表のタイミングは本当に奇跡だった。断水といい、カナブンといい、本当に「持ってるなー!」と。押見残しは個人的に嬉しいです。
あと、最後の挨拶が老舗劇団みたいな丁寧さで好きです。何か、芸歴の深みのようなものを勝手に感じてしまいます。(犬の心や押見さんと共に自分も歳を取ったな、と感慨深い気持ちになってしまう)
今回掛かった曲が劇場仕様なのか分かりませんが、トランスっぽくて良かったです。出囃子は変わるのでしょうか。




しずる村上さんの話の中で、葬式と寿司の話が出てきていて、私にとっては犬の心のお葬式だったんだと思う部分もあります。しんみりした会かと思ったら寿司が豪華どころかマグロの解体ショーしてるみたいな式。押見さんは面白いし、いけやさんのブログも素敵だし、自分の中でもこれからのお二人を応援したいな、とすごく明るくなれたような気がします。何より楽しかったです。

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