見出し画像

いろんな星があってもいい

息子は10才。
HSCの特性を持つシャイボーイです。
生まれた時から育てにくさを感じたことがないくらい、赤ちゃんの時も夜はよく寝てくれるし、どこに連れてってもグズらないし、聞き分けはいいし本当に育てやすかった。

その反面、神経質なとこは小さいながらにあるなとは感じていた。
小学校に入った時に一年間毎朝泣いてて、毎日手を繋いで下駄箱まで送って行ってた。
さすがに何かあるのかな…と気になり調べていたら「HSC」にたどり着いた。
すぐに本を買って読んだら驚いた。
チェックリストは全部あてはまった。。

そうか、ある意味育てやすかったのも腑に落ちた。
逆にこの子はだから辛かったんだな…と言うことも分かり、随分我慢させてしまったなと反省した。
それからまずおチビと一緒にHSCの本を読んだ。
本人も「僕と一緒だ!」と、いろんな箇所で頷いていて、晴れた顔をしていた。

君は病気ではなく特性なんだよと。
とても優しく周りの人のことをよく考えていて、責任感も強い。
でも苦手なこともあって、そうした時にどうしたら僕らしくいられるかを一緒に勉強していこうねと話したのを覚えている。

転機を迎えたのは3年生になった時。
おチビが起立生調節障害になり、学校を休むようになった。
その時から今現在も、基本登校はお昼前から。
疲れると休むこともしばしば。

親として何かを機に変わるかもと期待してる部分は正直最初はあった。
でも今はおチビらしく生きて欲しいと心の底から思ってます。
皆んなとは違う選択をして生きていったとしても、君は君。
君の優しさで沢山の人を笑顔にしてあげて欲しい。
星の数だけ幸せのカタチはいっぱいある。
君らしく、人生を楽しんで欲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?