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渡米しました&サマースクールが始まりました

渡米準備とか色々書こうと思ってたのですが、気づいたら既にアメリカにいてサマースクールが始まっていました…。最終的にデューク大学のLLMに進学し、今はサマープログラムに参加しています。

諸々のお役立ち情報的な記事は後日(たぶん)書くとして、印象がフレッシュなうちに渡米からこれまでの記録を書いてみます。

渡米直後の辛さ

実は、私はこれまで海外旅行含めた海外経験がほぼ皆無でした。そんな中でアメリカ国内での飛行機乗り換え・配車サービスを使っての空港からホテルへの移動・ホテルのチェックイン…などなど、いきなり乗り越えるべきハードルが山ほど立ちはだかり、到着してしばらくは心が折れっぱなしでした。。

到着初日のホテルで食べた冷凍パスタ($5くらい)。
これがアメリカでの初めての食事でしたが、全然美味しくなくて泣きそうになるという…

そしてコミュニケーションが上手くいきません。ネイティブが話す英語は早すぎて聞き取れないし、こちらの発音も悪くて何度も聞き返されたため、ほんとに1年間ここでやっていけるのか…と不安でいっぱいに。

ただ、このあたりは慣れの問題が大きく、1週間も経てば「まあなるようになるだろ」という気持ちになり、少しずつコミュニケーションが出来るようになってきたと思います。

とはいえ、間違いまくりでも何とか話せるだろう、くらいの気持ちでコミュニケーションできるようになっただけで、引き続き英語力の向上は大きな課題です…。

キャンパスの様子

個人的には「イメージしていたとおりの海外のキャンパス」という感じです。ざっくりまとめれば、とにかく広い・建物がクラシカルで素敵・緑が多い、といったところでしょうか。

こんなかんじ

シンボルになっているDuke Chapelは非常に荘厳な雰囲気で、中に入ると思わず息を呑むような素晴らしいチャペルです。誰でも無料で入ることができ、静かな中でゆっくりした時間を過ごすには最適な場所だと思います。

Duke Chapel

そのほかにも広大な庭園や美術館があったりと、キャンパス内だけでも色々と楽しめる施設が多くあり、時間を見つけて巡りたいところです。

キャンパス内にある庭園の日本庭園エリアにあった茶室。
これだけ見ると日本にしか見えない…

サマースクールって実際どんな感じ?

私が参加しているのはSILLCと呼ばれている概ね3週間ほどのプログラムで、デュークのLLM生・Visiting Scholarのほか、サマースクールのみ参加しているメンバーも多くいます。

内容はアメリカの法制度のごく基礎的な話が中心ですが、参加者間の交流も重視しているようであり、定期的にグループランチや懇親会が企画されています。そのほか、裁判所見学や模擬裁判などもありました。

小グループに分かれてディスカッションする機会も多いので、英語で話すことへの抵抗感みたいなものは無くなりつつある気がします。また、他国からの参加者をお手本にしながら授業への参加の仕方を学べるのも良いポイントです。

なお、基本的に午後はフリーなので、生活のセットアップやレジャーを楽しむ時間も十分にあります。とはいえ、毎日課題もあるので、その時間は確保する必要があります。

ダーラムってこんなところ

キャンパスがあるダーラムはとにかく自然豊かなところであり、ゆったりした時間が流れています。

Eno River State Parkのトレッキングコースで撮った風景

とりわけ、近辺にはゴルフ場が数多くあり、ゴルフをする人にとっては最高の環境と言えます。私はこれまでゴルフはやっていませんでしたが、この留学を機にチャレンジすることにして早速クラブ等々を買い揃えました。

治安の面でいうと、キャンパス付近に限って言えば、フレンドリーな人が多いように思います。全然知らない人なのに、気軽に挨拶したり話したりすることもしばしば。

また、少なくとも明るい時間帯であれば、危険な場面に遭遇したことは今のところありません。夜に出歩かないようにすれば、基本的には大丈夫な気がします。

その他、スーパーも多くあり、基本的にスーパーでひととおりのものは揃えられますし、アメリカの中では比較的物価が安いエリアのようですので、円安に苦しんでいる留学生にとってはありがたいです…。

まだまだ始まったばかりの留学生活

英語を使って生活する・授業を受ける、というのは、日本にいたときにはどんな感じなのか想像もつきませんでしたし、実際に渡米直後は精神的にもかなりキツかったものの、ようやく慣れて少しずつ余裕も出てきました。

サマースクールが始まってからあっという間に毎日が過ぎていくので、油断しているとあっという間に1年が終わりそうな気がします…。秋学期が始まると勉強漬けの日々になりそうですが、それはそれとして時間を見つけてたくさんのことに挑戦できればと思っています。

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