ONE OK ROCKの「るろうに剣心」の主題歌「The Begining」で英語を学ぼう! 英語学習におすすめのアーティストたち
みなさんこんばんは、篠田長次郎です。
最近はかなりハイペースで、記事を公開できているので調子がいいです!
さて、今回は英語で音楽を学ぼうのコーナーですが、初めて日本のアーティストをピックアップしてみようかなと思います。
いうのも、この記事を書いている2021年の6〜7月は、映画「るろうに剣心」のThe FinalとThe Beginingが絶賛大ヒット公開中なので、その主題歌を歌っている ONE OK ROCKは日本随一の英語力を持ったアーティストです。
曲を知っている人も多いし、英語学習にはぴったりなのかなと思います!
現在公開中の映画を合わせると、計5本。なので5曲紹介できます!
今回は、初代の映画主題歌である「The Beginning」をピックアップして、文法だったり単語だったりを深掘りしていきましょう!
「The Beginning」が収録されているアルバム、「人生×僕=」は、ファンの中で名盤と呼ばれているので是非チェックしてみてください!
と、その前に、僕も大好きなるろうに剣心のストーリーも紹介させてください!
「The Beginning」が主題歌になっている「るろうに剣心」の第一作です!
幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤)は、自分の犯したすみを償うため、明治維新後に「不殺(ころさず)の誓い」を立て、流浪人となっていました。殺さずの誓いとは、本来日本刀の刃が相手の方を向いているものを、わざと自分の方に向けた「逆刃刀」を使い、明治維新に残った悪を、殺さずに成敗することです。
旅の途中、父の遺した道場を切り盛りする神谷薫を助けた剣心は、そのまま神谷道場に居候することになりますが、江戸の街では過去の自分である“抜刀斎”を名乗る何者かによる人斬り事件が発生していて……。
そこから新たな仲間と、欲望にまみれた敵や、強さを追い求めて悪の道に走ってしまった敵と対峙していくストーリーとなります!
(原作コミック1〜5巻対象)
主人公の剣心を演じる佐藤健くんは、ONE OK ROCKのボーカルのTakaと旧知の中だそうで、主題歌にワンオクが抜擢されたときは、大いに喜んだそう!
映画自体、歴史の勉強にもなりますが、今回勉強するのは英語。それを音楽で楽しく学んでいきます。
主題歌のThe Beginingはワンオクの中でも1〜2を争う有名曲で、ライブでも必ずと行っていいほど演奏されるので、歌詞の意味を知っておくと映画を見るとき、漫画を読むとき、音楽を聞くとき、めちゃくちゃ楽しめます!
では、歌詞をみていきましょう!
Just give me a reason to keep my heart beating
Don't worry it's safe right here in my arms
As the world falls apart around us
All we can do is hold on
Hold on
俺に理由をくれよ。心を震わせ続けるための
心配いらない。俺の腕の中にいれば安全だから
俺たちを取り囲む世界が崩れてしまったとき
俺たちにできることは踏ん張り続けることさ
踏ん張れ
As the world 〜の部分、つまりasの用法ですが、4つほど意味があります!
①原級比較のas
②接続詞のas
③前置詞のas
④関係代名詞の働きをするas
ひとつひとつ解説していきましょう!
①は、言及比較。つまり、「〜と同じくらい」と訳せます。中学で習うおなじみのやつですね!「as+原級+as」です。
例文として、
ONE OK ROCK is as cool as MY FIRST STORY.
(ワンオクはマイファスと同じくらいかっこいい。)
と、ものとものを比べて同じくらいだったよ、伝えることができる用法です!
②は、接続詞として使うas。
と言っても、接続詞として使う中でも使い方が5つあるので代表的なもおをピックアップしていきます!
I saw masato from coldrain as I was joining ONE OK ROCK Live show.
(私がワンオクのライブに参加していた時にコルレのmasatoを見ました。)
→Whenみたいな使い方ですが、「〜する間」、「〜しながら」という訳です。
As the time went by, Japanese rock band became a Pop.
(時が経つにつれ、日本のバンドは段々ポップになっていった)
→「〜につれて」の使い方です。
③の前置詞の使い方は、一番有名でよく使うのが、「〜として」用法。
Toru plays guitar as the guitist of ONE OK ROCK.
(Toruはワンオクのギタリストとしてギターを弾いています)
④の関係代名詞をここで解説すると長くなってしまうので、例文だけ。
This jacket is same as was worn by Hiro in the Live show of Budokan.
(このジャケットはHiroが武道館で来ていたものと同じです)
おそらく4つを見ていくと、この中だと②の前置詞的な使い方だと思われます。
Take my hand
And bring me back
僕の手を取って
僕を連れ戻してくれ
bring me back → 連れ戻す
I'll risk everything if it's for you a whisper into the night
Telling me it's not my time and don't give up
I've never stood up before this time
でも 譲れないもの
握ったこの手は離さない
「お前のためならすべてを投げ捨てるだろう」と真夜中に囁いた
俺の出番ではないということととあきらめてはいけないということを教えてくれた俺はこの時まで立ちあがろうとしなかった
でも譲れないもの
握ったこの手は離さない
risk → 危険を冒す(動詞)
So Stand up stand up
Just gotta keep it
I wanna wake up wake up
Just tell me how I can
Never give up
狂おしいほど刹那の艶麗(えんれい)
さあ立ち上がれ
その気持ちを続けろ
僕は目覚めたい
僕に教えてくれどうやって最後までやり遂げるかを
狂おしいほど刹那の艶麗(えんれい)
〜サビ〜
Just tell me why baby
They might call me crazy
For saying I'll fight until there is no more
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
Blinded I can't see the end so where do I begin
なぜなのか教えてくれ
彼らが僕を狂っているというのを
僕が満足するまで戦いをやめないのを
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
僕はもう終わりが見えない、だから僕はここから始めるんだ
until → 〜するまで
until there is no more は、「そこが何もなくなるまで」と訳すといいでしょう。
Say not a word I can hear you
the silence between us
なにもないように映ってるだけ
I'll take this chance and I'll make it mine
ただ隠せないもの 飾ったように見せかけてる
聞こえてしまうから何も言わないで欲しい
静寂が僕たちの間にある
なにもないように映ってるだけ
僕はこのチャンスを手にし、自分のものにする
ただ隠せないもの 飾ったように見せかけてる
Say not a word I can hear you
いろいろな和訳サイトにいろんな意味で歌詞が載っていますが、動詞のSayが文頭にきているので、言わないで。と取れますが、その後のnot a wordは「言葉ではないもの」+「僕は君が聞こえる」を合わせると
「言葉にならないものは言わないで欲しい。僕に聞こえてしまうから」
と訳せますが、少し周りくどいので、上記のように訳しました。
So Stand up stand up
Just gotta keep it
I wanna wake up wake up
Just tell me how I can
Never give up
狂おしいほど刹那の艶麗(えんれい)
さあ立ち上がれ
その気持ちを続けろ
僕は目覚めたい
僕に教えてくれどうやって最後までやり遂げるかを
狂おしいほど刹那の艶麗(えんれい)
〜サビ〜
Just tell me why baby
They might call me crazy
For saying I'll fight until there is no more
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
Blinded I can't see the end
なぜなのか教えてくれ
彼らが僕を狂っているというのを
僕が満足するまで戦いをやめないのを
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
僕はもう終わりが見えない
Look how far we've made it
The pain I can't escape it
このままじゃまだ終わらせる事は
出来ないでしょ
何度くたばりそうでも
朽ち果てようとも
終わりはないさ
So where do I begin
僕たちがこれまで作り上げてき道のりと
逃げることのできない痛みを見つめて
このままじゃまだ終わらせる事は
出来ないでしょ
何度くたばりそうでも
朽ち果てようとも
終わりはないさ
だから僕はここから始めるんだ
握りしめた 失わぬようにと…
手を広げればこぼれ落ちそうで
失うものなどなかった日々の惰性を捨てて
君を…
Just tell me why baby
They might call me crazy
For saying I'll fight until there is no more
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
Blinded I can't see the end
なぜなのか教えてくれ
彼らが僕を狂っているというのを
僕が満足するまで戦いをやめないのを
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
僕はもう終わりが見えない
Look how far we've made it
The pain I can't escape it
このままじゃまだ終わらせる事は
出来ないでしょ
何度くたばりそうでも
朽ち果てようとも
終わりはないさ
僕たちがこれまで作り上げてき道のりと
逃げることのできない痛みを見つめて
このままじゃまだ終わらせる事は
出来ないでしょ
何度くたばりそうでも
朽ち果てようとも
終わりはないさ
So where do I begin / だから僕はここから始めるんだ
比較的簡単な英文が使われており、読みやすいと感じた方も多かったのではないでしょうか?
むしろ、途中で入る日本語の方が解釈が難しいですね。
実はなんと、アメリカのガーズルボーカルのバンドが、この曲をカバーしてキーをワントーン高く、高らかに歌い上げているんですね。こちらも紹介します!
Against The Current(現代への逆襲)というバンドで、カバー曲のセンスがいいと世界中から話題なので、是非こちらもチェックしてみてください。
では、ここで「The Begining」編は終わりにします!
全5回記事を書いていくので楽しみにしていてください!
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