燃え尽き症候群、これヤバイ。

40歳。会社を退職して2か月が経ちました。決して同僚が人間的にキライだったわけではないのですが、このままだとリアルに再起不能になると思い、半ば強引に退職しました。迷惑はかけています。間違いなく。

ただ、その際にやる気が完全に消滅してしまっています。今現在に至るまで、戻ってくる見込みがなさそうです。

経緯を簡単に言うと、根を詰めて仕事をして、自分で自分の状態が判断できず、結果として強制入院する羽目に。その際に自分がいかにおかしかったかを自覚して、退院と同時に退職願を出して、2か月後に退職、という流れです。

退職当初は「少し休もう。前からやりたい仕事もあったし、一休みしたら開業届を出してがんばろう。」と思っていたのですが、どうにも気持ちが回復しない、という違和感が残ったままでした。

心境のイメージとしては、ろうそくの火が消えそうになって揺らめいているうちに、ふっと消えてしまって着火できない、そんな感じです。

今までの人生で何度もきつい思いや限界に近い経験をしてきましたが、そういったときには終わったときの解放感こそあれ、このような感じはありませんでした。

最初はうつ病を疑いました。ただ、調べると「死にたくなる」「自分はダメな人間だと非難してしまう」とあり、それは自分には当てはまりませんでした。

ではこれは何なんだろう、と思い調べていたのですが、「燃え尽き症候群」これが一番しっくりきました。

ちょうどWHOで認定されたばかりなので目に留まったのだと思いますが、主な症状は以下の通りです。

・イライラが止まらなくなる
・状況が好転しない、という絶望感に襲われる
・常に疲労感がある
・他人への関心が亡くなり、冷めた感情になる

まだまだあるのですが、これを見つけたとき、ビンゴだと思いました。

ただ、これは「症候群」というだけあって明確な治療法があるわけではなさそうです。調べたりないだけかもしれませんが。

決して引きこもっているわけではありません。家族とも毎日話していますし、退職後も関わりのあった方から頼まれて、少ないながらも仕事をしています。

ただ、元気な時にあった、心の奥にあった火が消えてしまった、そんな感じです。

だらだらと書いてしまいましたが、何が言いたいのかというと、今これを見ている方でまだ心の火が燃え尽きていない方は早急に対処してください。
ろうそくの火のように、消えてしまってから戻すのは大変です。

以前は私もこのような文章を見ると、「でも環境変えたらすぐよくなるんじゃないの?」と感じていました。

しかし、この状態は一度なるとリカバリーが本当に効きません。

「周りから仕事のことで心配される」というのがこの症状のわかりやすい前兆だと思います。本人が自覚できていない証拠ですから。

そうはいっても、生活するにもお金がかかるので、何とかしないといけない状況です。

無理はせず、まずは生活できるだけでも稼げるようスタートします。

今後不定期ですが、あくまで自分のケースとして、発症前がどんな感じだったか、立ち直るために何に取り組んで切るかを発信します。

これを見て、皆さんの考えるきっかけになれば幸いです。

宜しくお願い致します。



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