ソシャゲを断捨離したい

俺は普段洋ゲーなどをメインにプレイしているんだが、数年前にソシャゲを履修とくかと安易に始めて、今現在は3つのシャゲを並行してプレイしている。

  • グランブルーファンタジー(4年?)

  • アークナイツ(1.5年)

  • ブルーアーカイブ(2ヶ月)

やり過ぎである。やり過ぎなだけでなく、それほど面白いとも思っていないのが問題だ。

じゃあなんで辞めないの?

惰性の魔力だ。これがソシャゲの怖いところさ。損切できない心理、あるいはあっさりソシャゲを辞めることでこれまで費やしてきた時間がゴミだったと認めたくないのかもしれない。

ゲーム性が低い

ゲーム性はいずれも低い。アークナイツを除いてバトルが薄味である。

アークナイツは例外的にプレイの幅が広く、難しいようで簡単なよくわからないゲームだ。そしてゲーム開始して1ヶ月程度のプレイヤーでも前線のプレイヤーと同じコンテンツをクリアできる(リソースを適切に使用できていれば)。これはエンドコンテンツにあたる危機契約というモードの難易度18をクリアできるってことだ。教材の動画が充実していて、低レアの必須キャラを育成しておけば、なぞるだけでクリアできるわけ。

それが面白いかどうかは人によると思うが、ソシャゲとしてエンドコンテンツに入りやすい、クリアしやすいというのは、とてもいいことだと思う。他のソシャゲは数ヶ月あるいは年単位(グラブルのこと)でかかるから、その前に燃え尽きると思う。

ソシャゲの問題はバトルが薄味なことに加えて、ガチャ石の管理にある。一言でいうと、とにかく節約して限定に備える。そして名簿を充実させて、エンドコンテンツの持ち物チェックに備える。くだらなすぎる。

アクナイが優れているのは、限定ないしは強キャラを1, 2個持っていて、あと1キャラ借りることで、エンドコンテンツをクリアし報酬を取り切れるところにある。まぁシビアな部分もあるので、言うほど簡単でもないが。

※ アクナイを長くプレイしていると、2,3箇所修正すればキャラパワーでゴリ押しできるので、プレイ期間の差は依然としてある。

苦痛なんだよな。タイムラインに沿ってキャラを配置し、スキルを使用していく過程が。どんなソシャゲも似たようなもんだが、ゲームというには作業性が強い。アクナイでは1戦が3分から20分を越えるものもある。ミスると最初からってことで、「賽の河原の石積み」に等しい。これはアクナイに限らず、グラブルやブルアカを含めた多くのソシャゲに言えることだ。

アクナイはいいゲームだと思うが、適当にやって適当にクリアしていまえるので、なんだか面白みを感じていない。

シナリオの話

ソシャゲのストーリーは概ねラノベ未満である。って言ったら怒られるかな?

一枚絵と3行の会話のみで、面白いシーンやバトル、やり取りって生まれない。ソシャゲやコンシューマーのアドベンチャーゲームをプレイすることで、地の文が大事なんだって逆説的に知ってしまった。

なぜかというと、地の文なしでは意味(インパクト)のあるアクション(展開)が生まれないからだ。絵があるだろって思うかもしれないが、絵は一瞬を切り取ったものであって、1つのシーンに渡って緊張感(テンション)を持続させるパワーがない。またビジュアルエフェクトによる攻防の描写(斬撃とか攻撃を受けた衝撃とか)は使いまわしされてるので、返ってしらけるというか、もういいって感じてしまう。まるで擬音を連発されたみたいにな。

そもそもの話をすると、いずれのゲームもテキストエリアが3行しかなく読みにくい。1行の字数も少ない。そのうえ、テキストの表示がクソ"遅い"んだわ。中身が面白いとか関係なく、苦行である。漫画でいうと、普通の両開きのコミックを縦スクロールに改編したかのように読みにくい。

この表示方式で問題ないと考えている開発や運営は本を読んだことがないと思う。だって本を読む人の感覚と乖離しているから。かつて良識のあったチュンソフトは、「弟切草」や「かまいたちの夜」というノベルゲーを出すにあたって、まっとうな作家にシナリオを発注し、監修させ、字送りのスピードを調整していた。書籍に比べると「若干読みにくいなぁ」程度に問題を抑えていたと思う。

そういう上澄みと比べると、ソシャゲのストーリーを追うのはキツい。面白いとか面白くないとか以前の、メディアとしての特性、というか構造的な問題である。

※ 読まずに批判かという誤解のないよう言っておくと、グラブルは1部と一昨年の周年くらいまでシナリオを読んだ。アクナイとブルアカは全部読んだ。

一応中身も評価すると、グラブルは中身もキツい。アクナイはまぁまぁだけど話が長くて苦行。ブルアカは短いので読みやすい(ディスではない)。ソシャゲのシナリオは構造的にクソなので、ブルアカの親しみやすさは大きなプラスである。

まとめに入る

正直どれを止めるかというよりは、どれを残すかなんだよな。

心残りがあるのはグラブルで、このゲームのエンドコンテンツをやったことがないで、触って感触を確かめてから終わりにしたい。が、ちょっと頑張らないといけないのでつらい。

アクナイは、ゲームとして良いデキだが、なんやかんや重くてつらい。日課と週刊のクエもキツイんだよ。あと話が長い。

ブルアカは遊びやすいが味がしない。そしてエンドコンテンツがとんでもない持ち物検査なのでだるい。季節限が年周期でしか復刻されないので、真面目にやろうとするとつらい。そこに目を瞑れば遊びやすいので、誰かに勧めるならこれだなって感じ。

グラブルは遊びにくいし、前線を追いかけにくいので今から始めるのは本当に"ない"ってことを強調しておきたい。

つらつら書いたら、すなおにエイヤで全部切ってもいい気がしてきた(おわり

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