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老害という人種

ちょっとアンチな文章です。苦手な人は避けてください。

これは確かにいる

老害というのは確かにいる。というか私の周りにはいる。具体的に言うと私のような若い女と話す時「ブスデブ」しか言わず下ネタやセクハラがコミュニケーションと思っている声が無駄にデカい60代とか、顔を見れば看護師を本職にしなかったことを説教垂れてきていた大して親しくもない70代とか。あと何人か思い浮かぶけどそれを述べることが目的では無い。

今回軽く的を搾っていきたいのは、老害の生態である。

そもそも老害はなぜ老害なのか

彼ら彼女らは多分自分たちは被害を受けたと感じたことがないのではないだろうか。想像力も足りてないことが多い気がする。

「あんな経験はもうしたくない」
「自分がこんなことを言われて嫌だった」
「もしこんなこと自分が言われたらどうか」
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「だから人には同じことをしないように自制心を働かせる」

これができないから老害は老害なのである。南無三。もしくは人生のターンが周回遅れなのか。
もちろん負の感情には個人差があるので自制するに到れないこともあるだろう。かくいうわたしもこーれはやっちまったなと思った経験は何度かある。気づいてないことも含めれば山ほどあるはずだ。その節はごめんなさい各位。

老害が老害たる所以は、経験値の低さと想像力の欠如である。

どうやって老害に成る?

先に言いたい。老害は突然変異で生まれるのではない。お母さんから生まれたその瞬間から老害になることが決まってる訳ではない。そんなダンジョンを神様は組まない。

老害になる方法はこうだ。

老害になるには、まず周りが老害予備軍でない環境に身を置くことから始める。
気遣いをできるとか色んな要素を持った非老害予備軍のなかで、極端な話をすると幼少期には身を置くとよい。(そのような環境に身を置けば自分も引っ張られるのではないだろうかというのは1度置いておく)
そしてぬくぬくと甘い汁を吸い、20歳にもなるとその片鱗を見せ始める。40代も過ぎれば軌道は修復不可となり、老害の幼生は爆誕する。50代には成熟した立派な老害である。

もちろん逆に、老害コミュニケーションがスタンダードな環境で育ってそれをただ外野でも発揮しているだけというパターンもあるのは添えておく。

被弾しないために

最後に老害の標的となった時の対処法をお伝えしたい。ちなみにそもそも標的にならない方法は私には分からない。

対処としてはもうはっきり言うしかないなと思う。「それ面白くないよ」「余計なお世話だよ」「貴方様に言われることではないの」もう言い過ぎなくらい言っていい。一朝一夕で成ったわけではない彼ら彼女らにとってこちらが気分を害していることは、はっきり伝えないとわからない。
冒頭でお話しした70代には「せめて私の学費を母にお渡しいただいてから進路にご助言ください。それ以外は余計なお世話です」とお伝えしたらなにか日本語のような言葉をブツブツ言いながら二度と姿を表さなくなった。老害らしいなよっちいメンタルである。

成りたくないな

ああはなりたくないなと思いながら、一日一日搾取されている24歳です。無神経なところがあるのは自覚しているので、人との距離感を大切にしながらまた明日以降も非老害になるために気をつけていたいよ。
長くなったけど読んでくれてありがとう

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