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Amazon RDSの無料枠をZabbixのDBとして試す

小規模のWebサービスでサーバーのメトリクス監視をしたい場合に、クラウドの監視サービスのFreeプランなどもありますが、Zabbixを使いたい場合にDBのコストを最低限でギリ安定するか試してみたメモです。

モチベーション

Amazon RDSのMySQLも無料枠が使えるなと思い出し、まともに動くか試してみたところです。

結果

メモリは結構なギリギリ感(残り数十MB)ではあるものの、CPUもバーストしそうになく、IOも大丈夫そうに見えました。
ダンプデータCSV(500MBほど)をインポートする際には各値も上がっていますが、それ以降は大丈夫そうです(このサイズのインポートも問題ないということかと)

Amazon RDS無料枠でのMySQL立ち上げ

Amazon RDSの無料枠はこちらに記載の通りです。

  • MySQL、MariaDB、PostgreSQL データベースを実行する Amazon RDS の Single-AZ db.t2.micro、db.t3.micro、db.t4g.micro インスタンスのための、750 時間/月という使用時間複数のインスタンスを実行している場合、使用量はインスタンスクラス間で集計されます。

  • SQL Server (SQL Server Express Edition を実行) を使う Amazon RDS の Single-AZ db.t2.micro インスタンスのための、750 時間/月という使用時間

  • 20 GB の汎用 (SSD) DB ストレージ

  • 自動データベースバックアップとユーザーによる任意の DB スナップショットに使用できる 20 GB のバックアップストレージ

実際にはデータベース作成の際にテンプレートで「無料利用枠」を選択すれば、残りは少し入力して立ち上げることが出来ます。

また、セキュリティに意識しつつパブリックアクセス(AWS外からのアクセス含む)を許可設定することも出来ます。
「パブリックアクセス」の項目を「あり」として、「VPCセキュリティグループ」を「新規作成」にすればアクセス中のグローバルIPから許可されるセキュリティグループが自動で作成されます。

さいごに

Amazon RDSを有料で使おうと思ったら、最小構成でもそれなりの金額がかかるので無料で使える範囲もフル活用できるといいなと思いました。

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