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【中華イヤホン】KZのZSTで耳が楽しくなった

こんにちは。莉香です。
最近は天気が不安定で、お世辞にもお出かけ日和ではない感じの日が続いてますね。

そんな中やることと言ったらイヤホンの聞き比べしかありません。
むしろ天気が不安定な今こそ、いろいろなイヤホンの魅力を見出すのに最高な時期なのではないでしょうか。おうち時間が充実して仕方ないです。

最近はいろいろまた新作が各メーカーから出てるようなので、そちらも気になるところですが、まずは手元にあるものを…ということで、前回お話ししたZSTxの先代機であるKZのZSTについて、書いてみたいと思います。

聞き比べてみたらとても耳が楽しくなってしまい、気が付いたら2時間たっていたのはここだけの秘密です。

今回のイヤホン:KZ ZSTx

今回お話しするイヤホンの簡単な情報は以下の通り。
・メーカー:KZ
・機種名:ZST
・ドライバ構成:1BA + 1DD
・ケーブル端子:2pin タイプB

前回の記事で紹介した通り、中華イヤホンの中ではかなり有名なメーカー「KZ」。低音強めなチューニングをしてくるイメージがあるメーカーです。
[前回の記事はこちら]

ハウジングのカラーリングは今回の記事の画像の紫×青のほかに、黒の格子柄もあるようです。かわいい。材質はプラスチックです。

ケーブル端子はZSTxと同じタイプB。付属ケーブルについては銅ケーブルでした。このイヤホン含め、KZの大体2000円前後あたりのイヤホンの標準ケーブルだな、といったところ。

今回は前回聴いたZSTxの先代機ということで、どこがどう違うのかというところを含めてさっそく聴いてみたいと思います。

ZSTを聴いてみた

さっそくZSTを聴いてみての感想です。

「ZSTxと違う!けどこれはこれで大有り!むしろこれも好き!」

…楽しすぎて語彙力が消えてしまっていますが、詳しく見ていきましょう。

・低音/高音は一歩引いた感じ、でもしっかり聞こえる

ZSTxと比較しての話にはなるのですが、いわゆる「ドンシャリ」に関しては少し軽めな感じです。もちろん、KZらしくしっかり聞こえてはいるのですが、軽めなジャブを食らっている感じ。悪く言えばパンチが物足りないですが、よく言えば、高音が耳に刺さらないため、聴きやすいイヤホン。
また、音全体はまとまっているものの、だからと言ってごちゃっと潰れてはおらず、しっかり分離しているように聞こえました。

・ボーカルが前に出て聴きやすい

ドンシャリが比較的抑え目であるため、相対的にボーカルの音がしっかり聴きこめる、そんな感じに仕上がっているように感じます。女性ボーカルも男性ボーカルも聞きやすい、そんなイヤホンです。

・軽やかなスピード感ある曲におすすめ

上にも書いたのですが、音全体の聞こえ方がずっしりとした感じではなく、どちらかというと軽やかに聞こえます。なので、ずっしりした重たい曲よりも、Jpopなど、割と軽やかに聴ける曲にこそ、このイヤホンがぴったりなのではないかな…と感じました。
個人的にはボカロ曲や「歌ってみた」を聴くときに使うのがお気に入りです。

・ZSTxと比較して

後継機のZSTxと比較して一番に思ったことは「音圧」が違うなあということ。
やはり、ZSTが軽やかに聞こえるので、それと比較するとZSTxは重厚感のある音に聞こえます。
同じ音量で聞き比べているのにZSTxのほうが音が大きく聞こえるマジック。それくらい圧が違いました。
上に書いた通り、低音/高音についてもインパクトが少し小さめです。よく言えば耳へ優しい音。ZSTxは(いい意味で)パワーでぶん殴ってくる感じが否めません。重ための曲を聴きたいときはZSTx、軽くさらっと聞く曲を聴きたいときはZSTのチョイスがいいかな、という感覚。

おわりに

先代機のZSTと後継機のZSTx。聞き比べてみるとこんなに違うものか…と感動してしまいました。
正直、そんなに大きくは変わらないだろう、と踏んでいたのですが、いざ聴いてみると大幅に予想を超えてきました。びっくり。
同じメーカーの先代機と後継機でさえこんなにも違うのか…と思うと同時に、これから聴いていく同メーカーや、他メーカーのイヤホンはどれほどの違いを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

ZSTについて、気になる方は下記にAmazonのリンクを張っておくので、ぜひ見てみてください。

次回は何を聴こうかな、とわくわくで夜しか眠れません。
それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

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