ママはひみつが多すぎる①
プロローグ
この夏(2024年8月)息子15歳と久々に旅をした。
去年の夏の「群馬、埴輪と古墳と朔太郎と温泉の旅」以来だから1年振りの親子密着の時間。
その旅は私の友人の旅に便乗させてもらったのだが、今回の福岡、小倉の旅も私の友人を訪ねる機会があった。
友人とは10年ほどの付き合いがあるが、お互いに旅好き、変化好きだから会うたびに住んでいる場所や仕事、パートナーも違うので、
「もう、年表ないと時系列がわからないwwww」と、話はあちこちに飛ぶ。
横でスマホをいじりつつも我々大人の会話に耳をそばだてている息子がぼそりと言った。
「(僕は)ママのこと、よく知らない。ママはひみつが多すぎる。」
「別にひみつにしてたわけじゃないけれど、とりあえず15年は一緒に暮らしているわけだし、少なくとも10年くらいのママの記憶はあるでしょ?それにアンタはママに興味ないでしょ」
と返事したけれど、15歳ともなると親をひとりの人間として観察したがる年頃なのかもしれないとも思って、いつか息子が超暇になったか、ママのことが恋しくて恋しくて仕方がなくなったときに読めるようにここに書いておこうと決めた。
時系列はバラバラ、その日の気分で思い出したことを、そしてママの経験から学んでほしいことも書こうかな。
まあ、ママは少々格好つけなので、そのストーリーが本当なのか嘘なのか、そのあたりはそれこそ内緒。それとあまりグロイ話は書かずに墓場まで持っていく。それは知らなくてもよいことだと思うから。でもそれが大事なことだと思えば書くかもしれない。
まあ、ぼちぼち書いていくよ。
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